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【話題の人】セラピストにとっての「音」は、気に入ったオイルと同じ

サウンドプロデューサー 白川 雅氏

 白川雅氏は、エステティックやスパのトリートメント用として効果的な音楽とは何かを追求、2006年2月には、セラピストとのコラボレーションCD「Spa Svarga」をリリースした。また、公共施設や癒し施設等の音による空間演出を手掛け、その延長として、トリートメント用音楽に取り組むようになった。

トリートメント音楽も、施術者の個性
 
 繰り返し行った大勢のセラピストへのインタビューで分かったことは、施術に効果的で受ける人が気持ちよい音楽とは、とりもなおさずセラピストが気持ちよくトリートメントに集中できる音楽だということでした。

 音楽も気に入ったオイルと同じで施術スタイルに合わせ施術者のカラーとなっていくものです。毎日違う音楽を流すのではなく、単なるBGMでもなく、飽きるとか飽きないでなく、そのセラピストのスタイルに合った音がきっとあるはずです。現実に多くのセラピストは、音楽はトリートメントにおいて非常に重要なアイテムの一つととらえチョイスしていました。
 
 ところが、実際の施術の場での音楽環境は、優良とは言い難く、特にハード面が非常に貧弱なケースが多いのが現実です。これは事前に、設計時点で運用サイドの思惑がまったく反映されていないためです。有名ホテルスパでさえ音響がおろそかなところを多く見かけます。

 セラピストの中には機械が苦手な方もいて、鳴らないスピーカーをいつまでも置いてあったり、不適切な場所へ設置していることも多々あります。施術の邪魔にならない場所に設置し、ゲストが音に包まれるような空間が理想といえます。

白川雅(しらかわ ただし)氏
大学卒業後、大手音響メーカー勤務を経て、93年からプロのミュージシャンとしてアーティストのツアーサポート、作曲、アレンジャーとしても活躍。2006年2月にはセラピストとのコラボレーションCD「Spa Svarga」をリリースした。

発行日: 2008/08/15

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