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「今の消費者」に近づき「未来の消費者」に目を向ける〈インタビュー〉

小林照子氏はメイクアップアーティストとして60年にわたり人の魅力づくりに取り組んできた。コーセー時代には世界初の美容液、パウダーファンデーションの発売など数々の功績を残し、近年はトータルビューティのプロの育成に力を注いでいる。

目指す「美容の姿」とは?

日本の美容は世界に誇れるものです。技術的にも、センス的にも。私はそれを人を育てることで、世界に示していこうと考えています、いまも東京と京都で人を育てていますが、また一つNY に新たな拠点を作ろうと考えています。

「 舞台のメイクアップをやりたい」という強い思いから私の美容人生はスタートしました。人を色々なキャラクターに変えることにとても興味がありました。当然ですが美容学校に入っても、化粧品会社に入っても、それを実践している人も、教える人も居ませんでした。だったら自分でどんどん追究していこうと考えたのです。

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