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ポイントピュール、台湾大手と合弁会社設立へ

point.jpg太和生技グループ郭社長(中央)と大道社長(中央右)

化粧品受託の(株)ポイントピュール(沖縄県島尻郡)は、3月14日、メイクアップ化粧品製造技術を有する台湾・太和生技(Thai Ho)グループと合弁会社設立を発表。沖縄県庁記者クラブにて合弁会社設立の調印式と記者発表を行なった。2017年末までに沖縄に新会社を設立し2018年の生産、出荷スタートを目指すという。

太和生技グループは、上海に製造拠点を持ちエスティーローダー、ロレアルなど欧米トップブランドのメイクアップ化粧品製造を展開する。今回、沖縄に製造拠点を持つことで、日本の厳しい安全基準、品質管理能力、沖縄県産の原料を活かし、これまで参入できなかったアジア市場や欧米でのシェア獲得を狙う。

ポイントピュール社にとっても、基礎化粧品事業からメイクアップ化粧品領域へ多角化戦略の重要な一歩となり国際市場進出の足掛かりとしてとらえている。沖縄県商工労働部アジア経済戦略課仲栄眞均課長は「今回の取組みはアジア戦略構想の推進に合致している。化粧品は沖縄の国際的な物流拠点としての機能を活用できる製造業として注目している。今後の展開を支援していきたい」と述べた。新会社の売上目標は2年後に1000万米ドルとしている。

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