ヘッドライン

化粧品市場規模は景気回復などの影響を受け微増

11月7 日、2016 年度の化粧品の最新市場規模(売上高ベース)が発表された。(矢野経済研究所)。16年の市場規模は、インバウンドや景気回復における需要の増加、新たな高機能性化粧品ブランドの登場などの影響を受け、前年度比102.9%の2兆4,715億円となった。

製品のカテゴリー別に見ると、市場全体の中で最も大きな構成比率(46.5%)を占めるスキンケア市場では、敏感肌用の化粧品やオールインワンジェル、オーガニック化粧品など付加価値を訴求する製品が市場を牽引。メイクアップ市場ではリキッドファンデーションの新たな剤型・クッションファンデーション、水や汗に強いティントタイプのリップカラーが好調のようだ。

その他中高年層を対象としたファッション性の高いヘアカラー剤や高価格帯のファッションフレグランスなどの需要がアップ。また男性用化粧品市場では、これまで洗顔料が中心だったスキンケア製品のラインアップが化粧品やクリーム、フェイスシートなどのエイジングケア製品へと拡大している。

イベント情報

PAGE TOP