連載

米国ショッピングモールは5年以内に 1/4のビジネスが消えていく

【エステティシャン 五十嵐ゆう子】

メディアで連日報道されているように米国の景気は良好で今年後半のGDP は昨年に比べて3% も上昇し、雇用も増え続けています。住宅価格もリーマンショック前よりも高くなっているとされ、都市は何処をみても建築ラッシュです。しかしここにきて懸念することが起きています。有名デパートなどが入ったショッピングセンターの店舗が昨年から今年にかけてバタバタと閉鎖し、通常にぎわう週末でさえも人が集まらない状態となっています。
つい先日も週に1000 人の人口増加があると言われるシアトル郊外のBellevureSquare というモールに行きましたが、Whole Foods がミレニアム層に向けて開店した新業態の365 が一年もたたずに閉鎖。オープンしたてのAmazon Book2号店も人が入っていませんでした。理由は店舗があちらこちらオープンしていない事です。今年に入ってからも全米最大のデパートチェーンのMacys が多くの店舗を閉鎖しているばかりか、一時代を築いた多くのブランドショップが倒産。これから年末にかけてにぎわうはずの大型モールが悲しいほど歯抜け状態になっているのです。

モールの減少は美容業界にも影を落としている

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