行政・業界動向

第10回ヘルスツーリズム大賞に豊富温泉

授賞式の様子 © HIROSHI ITO

NPO法人日本ヘルスツーリズム振興機構主催の第10回ヘルスツーリズム大賞が発表され、「豊富温泉(北海道)ミライノトウジの取り組み」が大賞を受賞した。

同賞は、ヘルスツーリズムに取り組む個人、事業者、団体、自治体などを対象に、① 科学的根拠に基づくプログラムに妥当性があり、ヘルスツーリズムの振興に寄与しているか、② 老若男女を問わず誰もが安心して楽しめるプログラムであり、バリアフリーの配慮があるか③ 地域の特性を活かし、地域振興や活性化に貢献しているか、を選考基準に優秀な取り組みを表彰することで、全国のヘルスツーリズムに関連する活動の普及と向上を目的としている。

大賞を受賞した豊富温泉では、湯治中のアドバイス・話し相手となるコンシェルジュデスクの設置や健康相談員として保健師・看護師の常駐、湯治療養をしながら通学をするアトピー留学制度を開始するなど、様々な施策を実施。湯治客の長期滞在による経済効果や移住者の増加、湯治客と地域住民との交流につながったことが高く評価された。

また奨励賞は“日本一の健康保養都市”を目指し、産学官一体で事業に取り組む「島根おおだ健康ビューロー(島根県)4地区におけるヘルスツーリズムの取り組み」が受賞した。

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