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ビューティサービスで進化する理容室

ono.jpgゆったりとした空間で癒しも提供する


中央区日本橋・Hair Salon ONO 艶出専科
 
 「Hair Salon ONO 艶出専科」は創業から美顔術をもとに男性向けのビューティサービスを提案している。地域に根付く理容室ならではの信頼感とコミュニケーションの深さで充実したカウンセリングを行う。
ビューティサービスを通して理容室離れが進む男性若年層の利用者も戻ってきているという。
施術ルームは個室、カウンセリングも実施
 Hair Salon ONO は1934 年の創業以来、日本橋エリアに店を構える老舗の理容室。もともと、財界や政界などの表舞台に立つ一部の階級向けに、身だしなみを整える高級理髪店として開業した。
 昨年9 月にオープンした「Hair SalonONO 艶出専科」は、創業から続く美顔術をもとに、50 年前から男性向けのビューティを提案。カットやカラーなど通常メニューに加え、エステティックやネイルケアサービスも行う。特にシェイビングのコースでは、髭剃りだけでなく、小鼻のくすみやクマの改善、眉カットやデザイン、リフトアップなど「顔創り」を提案。カウンセリングを通じて頭皮や肌の診断も行い、男性化粧品も紹介している。施術ルームは本格的にビューティサービスを始めた50 年前から完全個室制にしており理容室では国内初になるという。
 現在は、従来の高級路線を踏襲した「艶出専科」をはじめ、多様化時代に合わせて、時間対応型の「IKI」、庶民的な店舗などコンセプト分けして展開している。現在は、東京に5 店舗、大阪4 店舗を構える。
 
20 代の客が戻ってきた
 同店のスタッフ5 名は全員理容師の資格を有する。女性の理容師も多く割合は半々。理容室におけるエステティックを啓蒙する同社で技術を習得する為に入店する理容師も多く、一方でエステティシャンがスキルを活かして入店し、理容師の資格を取るケースもあるという。

 店舗スペースは約23 坪。個室の施術ルームが3 室とカウンセリング用のシート席を設置。カウンセリングではヘアと頭皮担当の理容師と美容担当の2 人体制で行い、“なりたい自分”を提案する。「10年くらい前までは、エステやネイルのケアなど男性の美容はある特権階級だけで、別世界のものだった。しかしここ数年は、時間に余裕のある企業の役員クラスから大学生まで広がっている。スキンケア、メイクアップ、スタイリングなど色々な角度から接点を作る事によって20 代の客が戻ってきた。」と3 代目の大野拓宏氏は話す。

 客単価は通常の理容室の倍相当になる8,000 円〜9,000 円。1 日の利用者は近隣のIKI 日本橋店とあわせ30 名程度。客は9 割くらい男性でリピート率は高い。月の売上は900 万を目標としている。

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