神奈川県横浜市・STUDIO JOCKEY
米国のインナーウエアブランドJOCKEY(ジョッキー)の総代理店である㈱JC Limitedは、10月、店舗内にヨガスタジオ「STUDIO JOCKEY」を併設した新店舗をオープンした。ヨガやエクササイズを通して商品のイメージや情報発信、また購入者へのサービスや交流を図る場としても位置付ける。サービスを糸口に売上アップを狙う。
■商品購入者は無料、著名な講師のクラスも予定
JOCKEY は米国発のインナーブランドで、世界120 カ国以上で販売されている。機能性やファッション性で信頼が高く米国でのシェアはNo. 1になる。現在、日本には都内に2 店舗、横浜に1 店舗直営店を構える他、全国の百貨店やセレクトショップに卸している。
ヨガスタジオを併設した横浜コレットマーレ店の店舗構成は、導入部に20坪の売り場スペースと店舗奥にロッカーも備えたスタジオスペース18 坪を配置している。レッスンはハタヨガやリラックスヨガなどビギナーでも参加できるヨガを中心に連日開催しており、1 週間で26 枠(1 回60 分)のレッスンを行う。来年1 月には、ヨギックアーツの創立者で海外セレブを多く指導する人気のヨガインストラクターのダンカン・ウォン氏のレッスンなどスペシャルクラスも予定している。
利用者は近隣に住む主婦など女性が9割。受講料は1 枠1,000 円(年内特別価格)だが、5,250 円以上の買い物客には無料チケットを進呈している。
■顧客サービス、情報交流、来店頻度アップ、様々な役割を期待
スタジオは、JOCKEY ブランドのスポーツライン新発売にも伴って健康的なライフスタイルの提案を目的に併設したが、商品の情報発信やイメージ戦略以外にも、来店頻度アップ、購入者へのサービス、情報交流など様々な役割を期待している。
営業統括部の古川亜季氏は「まだスタジオの告知が足りていませんが滑り出しはまずまずです。アパレル店舗内にスタジオを併設している例はなく業界初の試みになりますが、実際に全店舗の売上は先月比で150%伸びました。スタジオ併設も視野に来年は直営店を10 店舗に増やす予定です」と話す。
話題の施設
スタジオ併設、売上げ伸ばすアパレル店
定員は12名、土日は毎時レッスンを行う
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