塩専売制廃止から10年が経ち、塩業界を巡る環境は大きく変化してきた。現在、家庭用、食品加工用合わせて1,500種類以上の塩が流通し、世界各国の塩を容易に入手できる環境となっている。食品加工分野では、差別化戦略の一環で塩をアクセントにするケースが活発化し、ユニークな商品展開が図られている。一方で、長期化するエネルギーコストや包材、資材の高騰を背景に、塩業界はかつてない苦境に陥っている。
本稿では、家庭用塩および食品加工塩のトレンドを追うとともに、製塩メーカーと輸入業者の動向を取り上げる。
発行日: 2008/01/ 1