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【7月号】食品産業における用水と排水処理の最新動向

 良質な水を多量に必要とする食品・飲料産業にとってどんな水を使うかは、今や原料の問題以上に重要な意味を持つと言われている。目的に合わせて水をデザインする機能水の重要性は急速に高まっており、食品業界でも膜処理水の導入や除菌・洗浄機能を持つ水、微弱エネルギー処理をした水の利用が進んでいる。特に電解水は食品添加物として認可され、需要拡大が期待されている。

 一方、食品産業における排水処理は、地球環境に対する世界的な意識の高まりを背景に規制は年々厳しさを増しており、いかに環境対策に取り組んでいるかが企業姿勢として改めて問われている。食品工場では資源の有効利用・生産性向上を目指し水のリサイクルなどに積極的に取り組んでいる。本稿では、食品産業における水処理技術の最新動向を、用水と排水(廃水)の両面から紹介し、併せて高精度化が進む各種水質検査の動向を探る。

<高度処理と除菌洗浄で利用開発進む用水処理技術>

【水の機能性向上に欠かせない膜ろ過技術】
○コンパクトで高性能なガス溶解・脱気を実現する分離膜モジュール
ポリポア
○高精度中空糸膜ろ過装置ピューリアの需要が堅調に推移
クラレアクア

【除菌・洗浄のための電解水】
○除菌効果の機能水・進むピュアスターの導入
森永エンジニアリング


<食品産業の排水処理と各社の装置・資材>

【バイオリアクター応用システムおよび嫌気性処理技術】
○省エネ・設備の小型化、汚泥発生量の抑制を実現する回転児雷也
○エネルギー回収需要の高まりで注目される改良型嫌気性処理技術
エイブル
○排水処理設備が米粉向上で稼動、拡販に弾み
クラレアクア


【高含油排水用の有用菌応用システム】
○国内外で納入実績を伸ばすバチルス菌活用のAT-BCシステム
バチルテクノコーポレーション
○有用菌の利用で廃水中の油脂を高分解
ケイエルプラント

【余剰汚泥減容システムおよび脱水機】
○曝気槽への影響をミニマムに抑えた低温域水熱反応式汚泥削減化システム
テクノフロンティア
○目詰まりしない機構の多重円板型 ヘリオス脱水機にエコノミータイプ登場
ヘリオス
○効率を追求した次世代型脱水機で受注拡大
石垣
○CO2排出量を低減した環境配慮型フィルタ脱水機
巴工業

発行日: 2010/07/20
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