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グルコサミン周辺素材の話題が一堂に
第14回ファンクショナルフード学会学術集会開く

野村義宏大会長

第14回ファンクショナルフード学会学術集会(大会長:野村義宏氏、東京農工大学農学部付属硬蛋白質利用研究施設)が1月6日、日比谷図書文化会館内の日比谷コンベンションホールで開催された。

グルコサミン研究会から同学会へと名称変更して3回目の学術集会。ファンクショナルフードの未来を担う3つの機能性素材としてヒアルロン酸、プロテオグリカン、コラーゲンペプチドの最新の話題が披露されたほか、グルコサミンをはじめとする一般演題として12題が発表された。

また、基調講演として東京農工大学大学院の松田浩珍教授が「マスト細胞活性化症候群:酸素誘導性未熟児網膜症の病態発現機構」と題し、アレルギー疾患のエフェクター細胞として知られるマスト細胞に着目した研究を紹介した。

ヒアルロン酸は、経口摂取による消化管内動態と吸収の評価について報告(キユーピー木村守氏)。経口摂取したヒアルロン酸は盲腸の腸内細菌でオリゴ糖まで分解された後、大腸で吸収され血中あるいはリンパ等を介して皮膚を含めた全身に分布し、肌の保湿や関節痛改善などの作用を発揮することが示唆された、とした。

プロテオグリカンは、サケ軟骨由来のものを健常者に摂取させ、Ⅱ型コラーゲンの分解と合成に関わる軟骨代謝マーカーに対する影響を検討(一丸ファルコス、高橋達治氏)。層別解析した結果、軟骨成分の分解を減少させ、軟骨代謝を改善することにより、関節軟骨を保護する可能性がある、とした。

また、コラーゲンペプチドについては、経口摂取による免疫力に着目した効果を検討した報告が行われた(ニッピ、楠畑雅氏)。

このほか、関節機能や軟骨保護、ボーンヘルスに関わる機能性成分の効果に関する研究では、グルコサミンのほか、酵母S-10含有食品、柑橘由来ポリメトキシフラボノイドを用いた研究成果を披露。中性脂肪改善効果(豚肝臓加水分解物)、アレルギー性皮膚炎改善効果(牛乳由来リン脂質強化発酵乳粉末)、睡眠効果(国産クリルオイル)、サーカディアンリズム(概日リズム)の調整機能(L-セリン)などが発表された。

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