わが国の食料自給率は約40%(供給熱量ベース)程度であり、どうしても国民の食をまかなうには輸入食品に頼らざるを得ない。食品衛生法違反の事故は、国内原料を使った国内メーカー製造の食品でももちろん発生しているが、昨今の中国産冷凍ギョウザによる薬物中毒事件、乳等を原材料とした加工食品のメラミン混入問題など輸入食品で後を絶たない。
食品安全マネジメントシステムISO22000の認証の動きは、当初の予想より緩やかな動きだが、システムを選択する組織は徐々に拡がっている。食品産業では安全性をめぐる不祥事が後を絶たず、リスク管理の意識はかなり高くなっているが、ISO22000の導入までには体制が整っていないところも多く、段階を踏んだコンサルティングやサポートツールの必要性がいわれ始めている。
食品の製造工程において温度の情報は微生物制御と品質管理の観点から見逃せない重要モニタリング項目として確固たる地位を築いている。
以前は整腸作用や便秘対策素材として認知されていた乳酸菌であるが、近年の機能研究の進捗で、免疫賦活やアレルギーに関する有効性が確認され、乳酸菌の利用は新たなるステージに突入した。
<シリーズ33>
【行政】
特別用途食品制度「総合栄養食品」を導入~35年ぶりに抜本改正
厚生労働省
食薬区分改正を通知 「HMB」など非医薬品に~規制緩和に期待高まる~
厚生労働省
【調査】
健康ニーズ基本調査2008
日本能率協会総合研究所
【毎号連載】
海外の食品情報誌「Prepared Foods」や「Food Processing」などからピックアップした記事を和訳でお届けします。4月号では、4本の和訳記事を掲載しています。
ファイバー副産物が価値を付与
バランスの取れた味
用途に合った乳製品
信頼性のある着色