ヤマヒサでは、香川県小豆島産オリーブ葉を原料にしたオリーブ葉粉末、高濃度エキスの開発に成功し、今秋をめどに製品化、発売を予定している。
アピでは、岐阜大学先端創薬研究センターと、「ヒト酵素に作用する蜂産品(ローヤルゼリー、プロポリス)の成分探索」という内容にて、共同研究(2013年まで)を行うことになったと発表した。
小型化で充填機一体化も可能
古河産機システムズは、ユニバーサルジョイント(自在継手)レスの新機構採用により大幅なダウンサイジングを実現した一軸ねじポンプ「PICO PUMP」を開発し、食品業界向けに販売を開始した。
フランス海岸松樹皮より抽出したポリフェノール素材「フラバンジェノール」を取り扱う東洋新薬ではこのたび、フランスの研究機関である国立トゥールーズ理工科学院と「フラバンジェノール」の美容に関する共同研究を開始した。
~品質安定化と経済効率、衛生面からも注目~
一昨年の食用油脂の価格の高騰を発端に、油脂を自主管理でチェックするための機器・資材の動きが引き続き好調だ。油脂によってばらつきはあるが、今後油脂原料のタイト感は否めない状況で、油脂のモニタリングによる効率的利用は、品質の安定化だけでなく経済的にも環境的にもユーザーの大きな課題だ。
ポリフェノールは多くの植物に含まれ、現在流通しているポリフェノール素材もベリー類、大豆、茶、オリーブ、ライチなど様々な原料由来の製品が流通している。ポリフェノール素材はその機能も去ることながら、由来原料のわかりやすさ、イメージの良さも手伝って表示規制の厳しい健康食品市場では好調な動きとなっている。
―公定法VS迅速・環境対応法―
原料の成分確認や製造工程の管理、製品の品質評価や栄養評価のための食品の成分分析は、高まる品質への要求と食品をとりまく法規制の改正の中で、分析項目、頻度とも増えており、迅速・簡便法のニーズが高まっている。
加工食品は、ゲル化・増粘安定剤を利用することで食感や物性の改良など、様々な製品開発が可能となる。従来からの主な利用先であるゼリー・プリン、飲料に加え、加工度の高い製品設計のための処方や、歩留まり向上などコスト削減のため、あるいは嚥下介護食用途など、利用は多岐にわたる。
「2010国際食品工業展(FOOMA JAPAN 2010)」が6月8日(火)から11日(金)の4日間、東京ビッグサイト東展示棟1~6ホールで開催された。
33回目となる今回の開催テーマは「食と機械のワンダーランド」。開催規模は689社2,764小間で、会期中の来場者数は10万人を超えた。
~高機能食品製造用途とサニタリー化進む~
粉粒体技術は今日、食品開発にとって欠かすことのできない最重要技術のひとつとして浸透している。特に近年は機能性食品や健康食品の需要が急激に高まる中で、素材の複合化、微粉化、多種多様な粒子に特性を与える微粒子設計技術など、高度な技術が要求され、医療、ファイン化学分野からの技術導入も進んでいる。
宮城大学食産業学部 津志田 藤二郎
愛媛大学理学部 向井 和男、大内 綾 徳島大学大学院HBS研究部 寺尾 純二
(財)食品分析開発センター SUNATEC 大脇 進治
日研ザイル㈱日本老化制御研究所 酒居 一雄、竹内 征夫、越智 大倫