「リスク回避」重視、検査項目絞り込みへ
輸入食品はモニタリング検査に照準
健康食品を含むすべての食品を規制対象とした農薬ポジティブリスト制度が施行されて3年が過ぎた。その間、分析依頼の傾向は、「同制度にどう対応するか」から、「リスクをどう回避するか」という現実的な対応を進める動きが顕著となっている。一方、検疫所での食品衛生法違反は後を絶たず、国では輸入時の検査項目を拡充するなど監視指導を強化。健食業界に対しても、フードセーフティーの観点から、残留農薬などに対する自主検査の徹底を求めている。こうした中、食品の受託分析機関各社では、残留農薬、重金属、カビ毒などの一斉分析に加え、DNA解析による品種判別分析や異物・異臭分析など食品の安全にかかわるサービスやコンサルティング業務を強化し、顧客の囲い込みを進めている。
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