感染防御因子など機能性の宝庫
新型インフルエンザが猛威を振るう中、乳由来素材の持つ感染防御や免疫賦活効果などに新たな注目が集まっている。12日にはロート製薬が、乳タンパクから独自に開発した新規ペプチド素材に免疫力の指標となる物質の産生を高める働きがあることを発表するなど新たな動きも見られ始めた。哺乳類が生まれて最初に口にする母乳・ミルク。特に分娩後5日目頃までに分泌される初乳には、乳児の生体防御に寄与する重要な成分が含まれる。1960年代から大手乳業メーカーを中心に進められた母乳研究はその過程で乳に由来する様々な機能性物質を見出した。今回はそうした中から毎年新たな研究成果が発表されるラクトフェリン、免疫ミルク、ミルクセラミドなどを紹介する。
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