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【連載】「機能性表示食品」受理企業の戦略 No.8 江崎グリコ

機能性チョコレートで売り場拡大 江崎グリコ㈱ グループ広報部 古川千春氏
 「機能性表示食品制度は表現の工夫ができる」。こう語るのは、江崎グリコの古川氏である。同社は、機能性表示食品を18品目公表、製品数では東洋新薬に次ぐ第2位。同制度の活用を進める同社の戦略とは――。「機能性表示食品」受理企業の戦略第8弾。“おいしさと健康”を追求する江崎グリコの機能性表示食品制度の戦略を聞いた。


―― 販売計画、売れ行きは
 当社では、現在18品が機能性表示食品として公表されています。ビフィックスシリーズは、昨年先行して 4 品を機能性表示食品として発売して以降、同シリーズの売上は 2 ケタ増と好調に推移しています。今年 4 月 4 日に残り12品が機能性表示食品として販売され、出足は好調です。要因としては、全体的に売り場が拡大し、露出頻度や分布が広がっているためだと考えています。
 3 月29日に販売を開始した機能性表示食品初のチョコレート「リベラ」も、出荷ベースで、想定以上に好調に売上を伸ばしていて、3、4 月は目標を大きく超えています。機能性ありきの商品はおいしさを追求できないこともありますが、当社の商品では、「おいしさと健康」にこだわった商品開発を進めていて、これが好評の理由ではないかと考えています。
―― 開発・届出で苦労した点は
 当社では、論文収集や分析・検証などを健康科学研究所が主体となって行っています。同研究所では、膨大な論文の 1つ 1 つを丹念にひも解きつつ、スピードを持って申請書類へと再構成していく体・・・
 
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