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【2017上半期総括】健食受託加工・製造 60%が増収を達成

海外向けが1割以上拡大

本紙編集部は、健康食品の受託加工・製造企業200社(有効回答80社)を対象にした調査を実施。2017年上半期の経営状態について「良好」と回答したのは54%で、前年同期比8ポイントの増加。「どちらともいえない」は42%で、前年同期5ポイント改善した。インバウンド需要が沈静化した半面、輸出を手掛けている企業の6割以上が前年より増加したと回答。海外OEMの動きが活発になってきている様子がうかがえた。一方、機能性表示食品制度の評価については「評価している」の回答が前年同期比5ポイント減に。受理までに要する時間の長さやハードルが年々上がっているといった不満の声も寄せられた。


ロボット・FA化ニーズ拡大も
人材難浮き彫りに

アンケートでは売上高や増減率、経営状況、市場の景況感、設備投資の現状、品質・安全性および製造管理規格の導入状況、人気受注素材、機能性表示食品制度に関する対応状況や評価などを聞いた。調査対象となった企業の売上高は30億円未満が69%、30億~50億円未満が 7 %、50~100億円未満が14%、100億円以上が10%だった。売上高の増減は60%が前年を上回ったと回答。前年同期比で 7 ポイント減少した。前年の売上を割った企業は19%と前年より 3 ポイント増えており、受託企業間の格差が拡大していることがわかった。

17年下期の経営見通しは、「よくなる」とした回答が50%で「どちらともいえない」が49%、「悪くなる」も1%あった。「よくなる」とした回答理由は、「製造設備の増強」や「海外向け商品の増加」、「開発案件の商品化」など。「どちらともいえない」とした回答者からは、「市場環境における不確定要素の多さ」「ブーム素材が皆無」「機能性表示食品の浸透に不安」と先行きを危ぶむ声も少なくなかった。

17年の業績予想に対する問いには、例年以上の74%が前年を上回ると回答。2 ケタ以上の成長を見込んでいる企業は25%に達し、前年の落ち込みからの回復を期待する様子がうかがえた。一方、設備面では上期中に設備投資を実施した企業は44%。前年より 1 ポイント減った。設備投資の内容は、「製造設備の増強」が27社でもっとも多く、「品・・・

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