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【特集】注目のカロテノイド素材 アスタ、ルテインなど臨床研究活発に

強い抗酸化力と豊富なエビデンスが評価され、サプリメントや健康志向の加工食品市場に定着したカロテノイド。機能性表示食品制度が導入されてから受理された製品数は約90品目に上る。機能面ではアイケアや肌の健康、睡眠サポート、血中のLDLコレステロール増加や血圧サポート、骨の健康維持に関するものなど多岐にわたり、今後も信頼性の高いエビデンス素材として受理件数の増加が見込まれている。


強力な抗酸化力とアイケアで
伸びるアスタキサンチン

カロテノイドとは、自然界に存在する黄色や赤色の色素の総称。自然界には600種類以上存在するといわれており、食品素材として用いられるのは10種類前後。なかでも強い抗酸化力を特徴に市場をけん引しているのが、アスタキサンチンだ。カロテノイドの中でも特に高いとされる抗酸化力はβ-カロテンの 5 倍、CoQ10の800倍、ビタミンEの1,000倍、ビタミンCの6,000倍といわれている。現在、機能性表示食品制度では16品が受理。アイケア素材として採用されるケースが多いが、ほかにも血中脂質を酸化抑制し、肌のうるおいを維持するデータが認められた。

日本国内でアスタキサンチン原料を供給するのは、富士化学工業、BGG Japan、東洋酵素化学、バイオジェニック、富士フイルム、オリザ油化など。リーディングサプライヤーの富士化学工業はアイケア素材としての提案に加え、今後は疲労関連、美容などを訴求ポイントに市場開拓をはかる。筋肉などの疲労に関してはスポーツ関連のサプリメント開発もサポートする方針。ほかにも、地元・富山の医療機関と共同で実施した臨床試験でアスタキサンチンの糖尿病発症予防効果を確認するなど、着々と研究成果を積み上げている。アジア、北米市場への輸出も軌道に乗っているという。BGG Japanは『AStaZine TM 』を供給。エコサート認証済み原料と最新技術による一貫製造体制が国内外で評価されている。

東洋酵素化学はハワイ島サイアノテックコーポレーション製造の『バイオアスチン』を展開。プラセンタなどほかの美肌素材と合わせたインナービューティー関連の需要が拡大している。筋肉繊維の維持に関する新たな動物試験も実施中だ。バイオジェニックは三菱商事93%出資のMCBブルネイ工場が稼働を開始し、一次原料となるヘマトコッカス藻を同国産に切り替えている。より高品質なヘマトコッカス藻を年間通じて安定供給する体制を構築した。ハラル認証も取得しており、海外展開も強化する方針だ。

最終製品ではアイケアに関するものが多いが、富士フイルムの機能性表示食品『アスタリフトサプリメント』、『飲むアスタキサンチンAX』、『飲むアスタキサンチン すっとねリッチ クロセチンプラス』な・・・

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