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【健産online】広がる「パーソナル」な健康管理サービス① AI活用、最適サプリを提案

個人の体質や体調に合わせたサプリメントや健康管理のアドバイスを提供するサービスが注目を集めている。米国では「パーソナライズドニュートリション」と呼ばれ、企業が次々とサービスを開始。その多くがAI(人工知能)、ビッグデータ、遺伝子検査など新たな技術を利用している。日本でも先駆けてサービスを提供するのがジャパンモード、ドリコス、DSMだ。


 「おばあちゃん、飲むならこのサプリメントがいいよ」

ジャパンモードが開発した健康管理システム「AIHES」は、薬とサプリメントの相互作用をAIが分析する。患者が服用している薬の情報を薬剤師がタブレット端末から入力すると、服用薬と相性の良くないサプリメントや、飲み合わせで注意すべき情報が表示される。今年中に調剤薬局へ導入する予定だ。体重、体脂肪、血圧などを測定し、データを自動で送信する測定器と合わせて利用することで、薬剤師は総合的な健康維持のアドバイスができる。また、来店する度に身体測定すれば、継続した健康管理も可能だ。同社の保科孝代表取締役は「お薬手帳は薬の飲み合わせによる副作用を避けることができる強い味方だが、特に健康食品を摂取することが多いお年寄りにとっては、薬とサプリメントの相性に注意することも重要だ」と話す。来年以降、ドラッグストアや介護施設への導入も検討する。

 

「ご来店ありがとうございました。サプリメントが出ますので、どうぞ」

同社は、居酒屋やレストランで食べたメニューの栄養素をAIが分析し、その食事で不足した栄養素のサプリメントを配合するシステムも開発した。例えば、レジ横にサプリメントサーバーを置き、食事の終わった客にサプリメントを提供することができる。また、コンビニエンスストアで選んだ弁当などにスマートフォンをかざすと、合わせて食べることで理想的な栄養バランスに近づく副菜の商品を提案する仕組みも開発した。保科氏は「これらのシステムを活用すれば、顧客に好きなものを食べてもらうと同時に、健康面でも満足してもらえるサービス提供ができる」としている。

ドリコス、DSMのサービスは、「広がる『パーソナル』な健康管理サービス②」で紹介する。

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