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飲食店でスピルリナ採用メニューが増加

飲食店でスピルリナから抽出した天然青色色素(フィコシアニン)採用メニューが増加している。昨今、スーパーフードを切り口に知名度がアップしたスピルリナは、高い栄養価を持つスーパーフードとしてはもちろん、天然の青色色素としての活用も広がっている。


今夏、街バルジャパン(㈱リンクバル運営)が協力した「第2回横浜西口街バル2017」(7月26日~8月1日)が開催された。同イベントは、神奈川・横浜駅西口エリアにある商業施設と近隣の飲食店約50店舗が参加。「ひえひえグルメが盛りだくさん!!」と銘打たれた通り、各店舗が夏にぴったりの涼しげなメニューを用意。そのイベント内で、スピルリナの青色を活用したメニューも複数店舗で提供された。青いカクテル等のドリンク、氷が青い海を表現している「あじのたたき青い流氷盛り」から、「ブルーハワイ風ざるきしめん」「ブルーピザ」まで、青いメニューが盛りだくさん。取材日も、イベント参加者の多くが上記のメニューを注文し、スマホで撮影するなど盛り上がっていた。

テレビ放映やSNSでの口コミ拡散もあり、消費者に浸透しはじめたスピルリナと青色色素。DICライフテック㈱では、自社オンラインショップ限定ながら一般市販品の販売を開始しており、自作の青色スイーツやドリンクを公開しているSNSユーザーも。今後は飲食店、一般食品はもとより、一般消費者へ拡大も加速しそうだ。

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