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食品開発展2017、注目テーマに知財 特許事務所も出展

清涼飲料水や甘味料など食品分野において最近、特許をめぐる係争が増えている。知財高裁関係者の話でも、「今年に入り食品をめぐる裁判が急増。内容もかなり対立色が強い」という。そのような状況のなか、来月4日から6日にかけて東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2017」には、特許事務所も出展する。


 

今年2月に開催された「健康博覧会」に初出展し、来月の「食品開発展」にも出展する三枝国際特許事務所の柚木正人氏(CR推進部)は、「業界の知財への関心の深さを改めて認識することができた」として、次のように述べている。

 

健康産業界が一堂に会するイベントで、多くの方々に知的財産の重要性を訴求できる機会ではないかと考え、出展した。一方、健康博覧会への特許事務所の出展は初めてで、しかも弊所はこのような展示会に出展したことがなく、最初は戸惑いと不安があった。

しかし、多くの方々が、特許や商標といった知的財産に関心を示されており、お陰様で相談ブースは開催3日間、盛況のうちに終えることができた。ブースでの直接的なコミュニケ―ションは、お互いに「新しい発見やアイデアの創造」につながっている。今回の食品開発展も楽しみにしている。

 

このほか、今回の食品開発展では、記念セミナー「食品業界にとっての知財戦略とは」が予定されており、すでに80名以上が申し込む注目度の高さとなっている。

「食品開発展2017」は10月4日~6日、東京ビッグサイトで開催。来場者事前登録で3000円が無料になる。

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