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【健産抄】配送料の値上げ、包装容器に影響か

風が吹いて桶屋が儲かるという例え話は最近聞かないが、いつでも世の中のことは原因と結果で動いている。通販企業の取材で、宅配料金の値上げが相次いでいる中、各社ともポストインタイプの話で盛り上がる。宅配は相手の確認がいるが、ポストインは投函するだけ。基本的に再配達が要らない。どうやら、宅配では不在配達が二回、三回と手間のかかるケースも少なくないようだ。

もっともアマゾンなどは、不在でも宅配できる特殊な鍵を考案し、チェックはカメラでという仕組みも考えているようだ(そのアメリカでは、偽装カードが5枚も6枚も作られ、被害届などの手続きで往生した、との記事を読んだばかりだが)。それだけ配達にかかるコストが大きいということでもある。いずれにしても、これにより投函できる大きさが、書籍などの薄いケースの大きさになり、そこに入る包装・パッケージの様相が激変している。瓶やボトル缶などこれまで人気の容器が使われず、アルミやフィルムなどの軽くて薄い容器に。これで中間的な配送コストも軽量、コンパクトになればコスト削減になる。一方で、今年に入り受託製造メーカーで、アルミのパウチの充填などのラインを増設した話もポツポツ聞いていた。もっとも、アマゾンなどは生活用品が主流で、瓶やアルミ缶も詰め込めるとかで、瓶や缶の逆襲もあるのだが、宅配料の値上げは、宅配ボックスの設置、コンビニや局留めなど、新たなうねりを生み出している。

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