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【連載45】「機能性表示食品」受理企業の戦略 養命酒が生薬やハーブの研究成果を生かしドリンク3品目発売

養命酒製造㈱(東京都渋谷区)は、今春から機能性表示食品制度を活用した飲料『生姜黒酢』、『糖ケアゆず×レモン味』をドラッグストア、スーパーなどで販売する。11月には3品目を投入するなど、店販ルートでのブランド化を進めている。同社・マーケティング部次長福盛禎仁氏に、開発経緯や販売戦略について話しを聞いた。


―― 現在のラインアップは

当社は薬用養命酒が主力製品です。生薬やハーブに関する当社の長年の研究成果を活かし、約5 年前にエイジングケア事業が立ち上がりました。「食べる前のうるる酢」シリーズや、「グミ×サプリ」シリーズなどを店販ルートで展開しています。機能性表示食品は、機能をはっきりとダイレクトに消費者へ伝えることができることに大きな魅力を感じ、製品開発に着手しました。現在6 品目が受理されており、そのうち、『生姜黒酢』(機能性関与成分:GABA)、『糖ケアゆず×レモン味』(同:難消化性デキストリン<食物繊維として>)、『手足ぽかぽかゆず生姜味』(同:モノグルコシルヘスペリジン)の3品目を販売しています。最初に上市したのが今春から量販店で販売する『生姜黒酢』。我々が調査してみると、黒酢飲用者の中で血圧を気にしている人が意外と多いことがわかりました。そこで、血圧サポートのベネフィットを伝えるため……

―― 今後の戦略について

機能性素材の認知だけでは、なかなか製品の特長が伝わりません。特に店販ルートでは、お客様に瞬間的に製品の特長を伝えることが重要です。機能性表示食品制度により、弊社としては格段にやりやすくなったと……

 

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