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【連載/「機能性表示食品」受理企業の戦略】魚卵で初受理、『健康数の子』 機能性表示が〝不健康?イメージを払しょく

塩数の子の生産を主体とする水産加工食品製造会社・井原水産㈱(北海道小樽市)。同社では、「数の子=不健康」というイメージを払しょくするべく、早くより数の子の健康機能における研究を推進。昨夏に魚卵では初となる『健康数の子』(届出番号C2)の販売を開始した。道内のみならず、道外への採用も進む。同社・営業本部取締役副本部長の高田氏に話しを聞いた。

「機能性表示食品」受理企業の戦略1639

―― 製品開発に着手した経緯は
数の子は古くから日本の食文化に根付いており、北海道の地域発展にも貢献してきた大切な食品です。しかしながら、数の子、いくらなどは魚卵という括りで、痛風になる、コレステロールが多い等、体に悪いといったイメージが今でもあり、弊社のみならず、業界全体の課題でした。実際には……

ウェブでは一部を公開しています。全文は「健康産業新聞」紙面(1639号)で

―― 受理品『健康数の子』の特長は
数の子に含まれる脂質中のDHA・EPAを機能性関与成分としており、天然由来であることが大きな特長です。表示内容は「本品にはDHA・EPAが含まれます。DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています」。また、数の子のDHA・EPAは、不飽和脂肪酸の中でもリン脂質結合型で酸化されにくく吸収されやすいことも特長の1つです。このほか……

―― 現在の販売状況について
昨年の8 月から道内スーパーを中心に販売を開始しました。予想以上に反響があり、初回出荷量は目標出荷量を大きく上回りました。また通常、数の子商材は年末集中型なので……

本記事は「健康産業新聞 1639号」に掲載しています。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50ページ)定期購読のお申し込みはこちら

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