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ウィルファーム、独自素材活用、OEM受託市場に参入 -子会社の化粧品工場が竣工-

ウィルファーム(株)(東京都中央区、03-3243-5517)は、福岡県田川郡に同社グループ初の自社工場が竣工、6月から化粧品のOEM受託製造事業を開始した。子会社の(株)ウィルコスメ研究所が2月に化粧品製造業、化粧品製造販売業の許可を取得。自社ブランド化粧品の製造を行うとともに、オリジナル素材を有する点を強みに、小ロットOEM受託市場に参入する。

健康産業新聞1645_ウィルファーム02

新工場は原料倉庫、試験検査室、秤量充填混合室、包装室、出荷倉庫などがあり、クリームや化粧水、クレンジング等を製造する。

紫外線防護作用でブレイクした美肌素材「ニュートロックスサン」のほか、塗るダイエット素材「フラボスリム」、育毛作用を持つ新素材「ビュリクシール」など、同社独自素材を用いたOEM製造を行う。食品グレードに加えて、新たに化粧品グレードを開発した「ニュートロックスサン」は、今年に入っても新規採用が続いているという。

300~500個の小ロット製造に対応。北九州空港から車で30~40分の立地で、北九州港も近く、空輸・運輸の便が良い点もアピールしていく。

雇用等の面で地域にも貢献したいとし、同社社長の大田礼文氏は、「将来的には第2工場の建設も視野に入れている」と話している。

本記事は「健康産業新聞 1645号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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