一般社団法人日本統合医療学会は14・15日、第15回日本統合医療学会埼玉大会を開催した。14日には鼎談「がんに対する統合医療の将来」が行われ、医療関係者や企業、一般を含め、多くの聴講者が集まった。鼎談の結びには、同学会理事長の渥美和彦氏がコメント。転移再発進行がんに対する治療について統合医療の必要性を言及し、「統合医療特約」付き生命・医療保険の運用を提案。大手生命保険と連携して開発を進めていることを明らかにした。
世界初の無血開心手術や冠動脈バイパス手術を開発するなど、世界の医療を牽引してきた元ニューヨーク医科大学臨床外科教授の廣瀬輝夫氏。患者本位の医療を信念に、早くから「統合医療」や「生活習慣病」といった考えを唱え、日本の健康産業に多大な影響を与えてきた。廣瀬氏に統合医療の現状や医療現場の問題点など話を聞いた。
米国医師の60%から75%がサプリメント利用者であり、患者にも診療科に応じてサプリメント利用を提案しているという報告が、学術誌NutritionJournalに掲載された。報告によると、診療科特有のトラブルに応じた成分・素材が選択されており、サプリメントが臨床で応用されていることが浮かび上がってきた。
アーユルヴェーダ医療融合協会(事務局:東京都千代田区、電話03-3239-6611)は先月29日、「ヘルスケアとアーユルヴェーダ」と題したセミナーを開催し、医療従事者やアーユルヴェーダ、ヨーガ関係者など約100人の参加者を集めた。
厚生労働省は先月、2012年度の厚生労働科学研究費補助金の公募に関する意見募集を行った。厚労科学研究は産官学の協力で新知見の創出等に取り組んでいる。10年度は、食薬区分や、健康食品と医薬品の相互作用といった安全性にかかわる研究のほか、抗酸化サプリメントの有効性に関する研究等を実施、報告書が続々とまとまっている。
(社団)国際統合医学会(事務局:東京都千代田区)は、先月22日、新宿明治安田生命ホールで、第13回国際統合医学会学術集会を開催した。「パーソナライズド・メディシンの実践 ―誠心・生存哲学的視点からの提言―」をテーマに、会頭講演の「人間の痛み―スピリチュアルペイン」をはじめ、「人生の意味Sense of Coherenceと応用」、「米国のブレイン・ニュートリションの実際」などが特別講演として発表された。
一般社団法人エビデンスに基づく統合医療(eBIM)研究会は、10月1日に大阪国際会議場で設立記念シンポジウムを開催する。
2010年の人間ドック受診者約308万人で見つかった「異常」は、前年2位だった「肥満」が最多になったことが、日本人間ドック学会が先月19日発表した調査結果でわかった。肥満だけでなく、健康度は15項目中12項目で前年より悪化。「異常なし」の割合は前年より1.1ポイントも減少して8.4%となり、過去最低となった。厚生労働省がまとめた2010年度の概算医療費は過去最高の36.6兆円に膨らんでおり、生活習慣病の「予防」はさらに重要性を増している。
米国では2010年のハーブサプリメント販の売り上げが3.3%の成長を遂げ、52億ドルに達したという。アメリカンボタニカルカウンシル(ABC)の機関誌“HerbalGram”によると、人気商材は、一般食品および大型スーパーチャネルでは、1位クランベリー、2位ノコギリヤシ、3位大豆、4位ニンニク、5位イチョウ葉、自然食品等専門店チャネルでは、1位フラックスシードオイル、2位穀類(小麦・オオムギ)、3位アロエ、4位ウコン、5位ステビアとなった。
乳がんは女性の疾患で最も多く発見されるがんで、女性の死亡要因の第2位となっている。ポルトガルとアルゼンチンの研究者グループは、マイタケ D-フラクションの乳がん細胞に対する直接的な抗がん効果について実験を行ない、その有効性についての論文を「Journal of Medicinal Food」に発表した。
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