マカ定着で、オープンマーケットへ拡大
活力系商材市場が元気だ――。
男性機能の向上や強精・強壮などを訴求した男性向けサプリメントは、代表格であるマカの知名度の定着により、ドラッグストアやコンビニエンスストアなどオープンマーケットで拡大している。
市場ではトンカットアリや、豚睾丸エキス、L-シトルリンをはじめ、他の活力系素材にも注目が集まっており、新素材の提案、エビデンスデータの拡充、新商品の投入など、活発な動きがみられる。
中国進出が本格化、コンサル企業と連携し活路
健康食品や化粧品事業の活路を海外市場に見出す傾向が高まる中、海外進出に向けたコンサルティングやサポートを行う企業と連携する動きも高まっている。
海外進出には言語や商慣習などの違いに加え、相手国の法規制や製品の適合性のチェック、輸入許可に関する手続き、市場調査、販売ルートの確保など難題も多く、「良きパートナーなくして海外市場での成功は難しい」との声も。
腸内環境改善・抗アレルギーで期待
サラシア属植物』は、サラシアオブロンガ(S.oblonga)、サラシアレティキュラータ(S.reticulata)、サラシアキネンシス(S.chinensis)など数種に分類され、インド・スリランカからタイ・ベトナムなど東南アジアの熱帯地域に広く分布する。
インド・スリランカで5,000年にわたって実践されている伝統療法アーユルヴェーダ医学では、約2,000種類以上生育するといわれる薬草・薬木の中でも、血糖値抑制などで体感性の高い素材として、過去数百年以上にわたって利用されてきた。
豊富な地域資源を生かして健康立県へ
男性の平均寿命が全国1位、女性は全国で5位を記録する長生き県、長野。
高齢者の医療費も全国で47位と最も低く、入院・外来受療率も47位、46位という最低水準を誇る“長寿県”に、いま注目が集まっている。
豊かな風土や気圧影響、地勢の影響もさることながら、長生きの秘訣は食習慣に隠されているようだ。
開発コスト、納期短縮にメリット
受託企業を選ぶ際、製造技術やキャパシティーに加え、立地もひとつのポイントとなる。
特に、消費、ビジネス、研究の中心である首都圏にある受託製造企業は、その立地を生かした「クライアントとの密な連携による製品製開発」「最新トレンドの情報収集を生かした企画提案」等の強みを持つ。
また、クライアントとの連動がスムーズなことが、開発コスト低減や納期短縮に役立っているという。
体感性向上・コスト削減の両建て狙う
「有効成分の吸収促進」「メイン素材の機能性向上」を目的とした吸収・機能性向上素材の需要が高まっている。
胃酸に弱いとされるクルクミンや乳酸菌などで先行し採用され、ベース素材のビタミン、ミネラル商品、体感性・即効性がヒットの決め手となる美容・アスリート向け・関節対応・男性向け商品などへと拡大している。
体感性の向上だけでなく、有効成分の少量化にも繋がるため、摂取目安量の削減、コスト削減といった副次的効果も評価されているようだ。
機能性原料の用途拡大進む
機能性を重視した化粧品ニーズが高まっている。
化粧品市場全体が低迷する中、一般流通では低価格帯へのシフトが進む一方で、機能性を持つ高付加価値製品は特殊ルートを中心に根強い人気を誇っている。
安心・安全を訴求するエコ関連原料について機能性を追加する動きや、スキンケア化粧品以外での用途拡大など多様化が進む。
機能性に注視した取り組みを展開する化粧品原料サプライヤーは軒並み好調を維持しており、機能性化粧品原料市場は活発化している。
インフル特需などで認知度向上
生体の重要な防御システム「免疫」。昨年の新型インフルエンザの流行は消費者の免疫に対する認識を急激に高めた。
特に加齢による免疫力の低下が指摘される中高年を中心に免疫サポート系の健康食品への関心が高まり、その後も健康維持のリピーターも獲得し始めた。
消費者の認知向上が発展のカギ

健康食品の制度化、安全性確保に向けた議論が活発化するなか、政府が策定したガイドラインや業界団体の自主基準に基づく認証・認定制度の重要性が改めてクローズアップされている。
7月から安全性第三者認証がスタート。認証機関第1号となった(財)日本健康・栄養食品協会では、安全性第三者認証業務の開始と併せて、JHFAマークの規格基準を見直し、消費者の高い信頼を得られるニューJHFA構想を進めている。
スーパーフルーツの元祖、市場成熟へ
ニュースを主体に約300億円の市場に成長した「ノニ」。分かっているだけで200以上の成分を持つ栄養価や薬理作用の高い機能性果実として古くから利用されてきた。
日本には約10年前に上陸し、発酵タイプのジュースを主体に健康食品やお茶、化粧品など製品も多様化している。
最近では品質を保証した有機JAS認定品の登場や機能性の研究成果が相次いで発表されるなど、健康食品素材の一大カテゴリーとして成長を遂げている。