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2006年02月21日

特集 MSM Methyl Sulfonyl Methane

関節対応で定着、流通量70tに
イオウ補求での新たな市場形成も

日本市場でMSMの流通が始まって4年が経つ。食品としての流通が可能になった01年以降、抗炎症作用を有するMSMの認知拡大が着々と進み、関節対応素材としての需要が急増。新商品開発に加え、既存のグルコサミン由来サプリメントへの配合が進み、国内の原料流通量は、主要サプライヤー4社で70tに到達した。現在、イオウ補給の観点から美容素材としての注目も高まっており、米国で一大市場を形成するジョイントサポート素材は、日本市場でさらなる飛躍の時期を迎えている。

発行日: 2006/02/21

特集 健康食品GMP

GMP認証企業、年内50社以上に
海外流通のため要請強まる

(財)日本健康・栄養食品協会と日本健康食品規格協会(JIHFS)が、それぞれ健康食品GMP認定制度をスタートさせた。既に日健栄協は13社に、JIHFSでは健康食品GMPを2社と原材料GMPを2社の計4社に認定を出している。現時点で、日健栄協で書類審査中が11社、実地調査中が6社あり、JIHFSでは20社以上を見込んでいることから、本年度で認証企業は50社以上になる見込みだ。中国・韓国などアジア近隣諸国などでは、健食GMPの法制度化が加速し、海外流通を視野に入れた企業のGMP認証取得の増加が見込まれる。2つの認証機関とGMP認証取得企業をリポートする。

発行日: 2006/02/21

不眠対応サプリを販売 クロス

㈱クロス(大阪府東大阪市、tel0729-62-8955)ではこのほど、不眠に対応するサプリメント『グリシン&トリプトファン』(425㎎×30カプセル)を発売した。同品は1 日摂取目安量の2 カプセル当たりグリシン514.5㎎、L-トリプトファン52.5㎎、バレリアンエキス末77㎎、カモミールエキス末17.5㎎を含有している。

発行日: 2006/02/21

“女性のためのサプリシリーズ”上市 沖縄発酵化学

㈱沖縄発酵化学(沖縄県糸満市、tel098-994-1001)は、“女性のためのサプリシリーズ”として、錠剤タイプの『女性のためのウコン』(100㎎×1,000粒・3,675円)、ハードカプセルタイプの『女性のためのクミスクチン』(333㎎×150粒・3,675円)の販売を開始する。両品とも栄養機能食品(ビタミンC)として製品化、主成分のウコン、クミスクチンともに、沖縄県産原料を使用している。同社では、健食専門店、薬局・薬店、通販に加え、エステ、フィットネスクラブなど、幅広くチャネル開拓を進めていく。

発行日: 2006/02/21

行政ニュース 2005年家計調査、健食月額1,429円

総務省は10日、2005年の家計調査結果の速報値を公表した。それによると、健康食品の1ヵ月当たりの消費支出が3年連続で2桁の伸びを記録したことがわかった。同調査は農林漁家世帯を除く全国の2人以上の世帯を対象に、毎月実施しているもの。日本の約3,387万世帯が調査範囲に該当する。

発行日: 2006/02/21

1面ニュース 日本食品衛生協会、14日に「食品と健康」シンポ

食品安全委・寺尾氏、「健食の安全性評価難しい」食品安全委・寺尾氏、「健食の安全性評価難しい」

今月14日、(社)日本食品衛生協会が千葉市内で開催した「食品と健康」シンポジウムで、健康食品の安全性問題がクローズアップされた。基調講演を行った内閣府食品安全委員会の寺尾允男委員長代理は、健康食品のリスク評価問題に絡み、大豆イソフラボン等の結論が今月下旬にまとまるとの見通しを示した。また大阪市立大学大学院の鰐渕英機助教授は、天然添加物の安全性評価手法を解説するなかで、現時点でのプロポリスなどの安全性評価の検討状況を報告した。(独)国立健康・栄養研究所の梅垣敬三室長は、健康食品の安全性について総括的な解説を行った。講演終了後の討論では、会場から「アガリクスの安全性」に関する質問も飛び出した。

発行日: 2006/02/21

2006年02月13日

特集 酸素(1139号)

“酸素”を買う時代、到来の予感

高濃度酸素関連商品・サービスの市場が拡大している。食生活の乱れや運動不足、ストレス、喫煙などによって、現代人の多くが酸素欠状態にあるというのがその背景だ。高濃度酸素の摂取には、リフレッシュ効果やダイエット効果など、さまざまな効果が立証されている。最近の研究では、高濃度酸素が免疫機能を高めるということも分ってきている。こうした中、リラクゼーション用途やダイエットサポート用途として、エステサロンやリラクゼーション関連施設をはじめとする多くの施設が酸素濃縮器や酸素カプセルなどの関連商品を導入し、酸素供給サービスを提供している。一方、ハンディタイプの酸素発生器や酸素サプリメント、酸素水など関連商品も増え、それぞれ販路拡大をしている。消費者認知は着実に高まっており、「酸素も買う時代」の到来を予感させる。酸素市場の最新情報をレポートする。

発行日: 2006/02/13

特集 注目のキノコ素材(1139号)

「次世代キノコ」市場構築へ

昨年、アガリクスのバイブル本など、一連の報道による風評被害で、厳しい風が吹いているキノコ市場。各社は昨年ブレークしたハナビラタケのような「次世代キノコ」を開拓する動きが加速している。古くから生薬などに利用され、生でも食べられるポピュラーな素材や、免疫関連以外の有効性を持つ新たなキノコを取扱う傾向がみられる。その代表的なキノコとして、数年前から学会などでボケやアルツハイマーに関する有効作用が報告され、一躍脚光を浴びたヤマブシタケ、近年人工栽培が可能になり、β‐グルカンを豊富に含み、免疫関連のデータが多数発表されているハタケシメジ、台湾産のキノコで、アガリクス、メシマコブ以上のエビデンスベースを持つベニクスノキタケなど――。今回は市場拡大が期待できるヤマブシタケ、ハタケシメジ、ベニクスノキタケを取り上げ、その特性や市況をリポートする。

発行日: 2006/02/13

特集 中国~山陽・山陰~(第1139号)

中国健食市場650億円に
バイオ軸に産学官連携で新事業創出へ

鳥取、島根、岡山、広島、山口の5県では、微生物、酸素などを利用した熟成・発酵技術の集積が進んでおり、林原、湧永製薬、万田酵素などの有力企業が顔を揃える。さらに、健康食品や健康茶、健康飲料などの受託製造を手掛ける企業も多く、中国地方で収穫される豊富な動・植物資源や海上輸送による物流面での有利性をなどを生かし、キチン・キトサン、グルコサミン、カキ、フコイダン、酵素健食など多数の有力商材を全国に発信する。本紙の調査によると、中国5県の健食関連企業は約170社に上り、末端市場規模は650億円前後と推定される。一昨年秋には、「中国地域バイオ産業推進協議会」が発足。機能性食品や健康食品などのバイオ産業創出するため、産学官の技術連携の強化を図った。今後、地域産業活性化の新たなモデルとしてどういう発展を遂げていくのか。中国地方の健食産業をリポートする。

発行日: 2006/02/13

特集 L-カルニチン(第1139号)

国内流通量170t、期待通りの活躍

02年の食薬区分改正で食品としての使用が可能になり、一躍脚光を浴びるようになった「L-カルニチン」。脂肪燃焼というキーワードが消費者にわかりやすく、ダイエット用途を中心に市場を形成している。昨年は、TV番組で紹介され特需を生んだが、体感が高く、豊富なエビデンスを持つうえ、安定供給が可能なL-カルニチンの人気は収束することなく燃焼系素材として定着した。サプリメントだけでなく、大手飲料メーカーへの採用が進んでいるほか、一般食品への利用も広がっており、認知も浸透。国内流通量は170tを突破した。一方で、脂肪燃焼にかかわる作用以外にも、抗疲労、脳老化防止作用などの機能についても研究が進んでおり、市場に登場して5年以内で流通量200tという大台がみえてきた。

発行日: 2006/02/13

05年輸入通関累計 クロレラ約1,300tに、RJも13.4%増

財務省は先ごろ、輸入通関統計の速報値を発表、2005年のクロレラの輸入数量は1.287tとなったことがわかった。空前の輸入量1,520tを記録した04年の水準には届かなかったものの、大台とされる1,000tを大きく上回った。一方、ローヤルゼリーは昨年の645tから、前年比約13%増の731tを記録。一昨年11月には中国産RJからストレプトマイシンが検出され、輸入量が大きく落ち込んだ時期もあったが、昨年はこの問題の影響はほとんどなかった。

発行日: 2006/02/13

過去最大規模を更新「健康博覧会2006」 

3月22日(水)から東京ビッグサイト(東4・5・6ホール)で開幕
出展社540社・930ブース、世界的トレードショーに

「健康博覧会2006(http://this.ne.jp)」(主催・CMPジャパン㈱/企画・健康産業新聞)が来月22日から3日間、東京ビッグサイトの東4・5・6ホールで開催される。出展社540社・総ブース930と今年も過去最大(前年比11%増)の展示規模を更新、名実ともに健康産業に携わる企業が一堂に集まる世界的トレードショーとなった。今回は展示会場のゾーニングを一新、「エビデンスサプリ&ファンクショナルフードゾーン」「健食工場ゾーン」など注目の新設ゾーンが4つ加わった。また記念講演では、残留農薬や広告表示などの行政動向から、各販路における店舗運営戦略、ヒット商品開発ノウハウまで最先端の話題が目白押し。会場内特設ステージで行われる市民講座では“食の冒険家”としておなじみの小泉武夫・東農大教授が「和食の老化防止パワー」について紹介する(主催・健康と食品懇話会)など特別企画が会期内を通じて開催される。

発行日: 2006/02/13

2006年02月06日

1面ニュース 健康食品の未来を考える集い

「健食の時代到来、業界は団結して改革を」(前岐阜県知事・梶原氏)
NNFAジャパン、CRN JAPAN、NPO全健協の共催による記念講演会が先月27日、都内で開催され、業界関係者のほか、NR(栄養情報担当者)、サプリメントアドバイザーなど約300人が参加した。セミナーでは、日本大学生物資源科学部・教授の上野川修一氏が、最新の食品機能研究動向について解説。前全国知事会会長・前岐阜県知事の梶原拓氏が、健康食品の位置づけの必要性に言及、「業界団体は団結し、改革を行ってほしい」と呼びかけた。

発行日: 2006/02/ 6

行政ニュース 食安委、イソフラボンの上限値設定へ(第1138号)

摂取目安量70~75㎎、トクホ30㎎で評価書案作成

食品安全委員会は先月31日、新開発食品専門調査会の第32回会合を開催、前回からの大豆イソフラボンのリスク評価の会合修正案についての検討を行い、イソフラボンの安全な1日摂取目安量上限値として70~75mg、トクホとして通常の食生活に上乗せして摂取する場合は30㎎とすることで合意。評価書案の作成に進むこととなった。座長の上野川修一氏は「今後、再度パブリックコメントを募集し、評価書案の内容の整理を図りたい」としているが、上限値設定について業界からは疑問の声が挙がっている。

発行日: 2006/02/ 6

総力特集 栄養素ミネラル(第1138号)

食品市場でミネラル強化広がる
近年の食品市場は、消費者の健康志向の高まりを背景に、基本的な栄養素を強化して商品の付加価値を高める傾向が強まっている。特に不足傾向が指摘されているミネラル類は、サプリメントや機能性飲料、一般加工食品、医療食などの用途で着実に需要が増えており、原料市場では合成、天然物由来の各種ミネラル原料の提案が活発に行われている。昨年の新食事摂取基準導入で、ミネラル等栄養素摂取の考え方が欠乏症予防から生活習慣病一次予防へと大きく転換したことも追い風になっている。またトクホ制度でカルシウム疾病リスク低減表示が導入され、早くも承認申請に踏み切った企業もある。食品市場全体で“ミネラル強化”が商品開発のキーワードになりつつある。
ミネラルの現況をリポートする。

発行日: 2006/02/ 6

特集 膨張系食物繊維(第1138号)

時流に乗った低カロリー素材
大型商材不在の最近の健康食品市場において、膨張系の食物繊維がダイエット補助素材として注目を集めている。市場では、一昨年から昨年にかけて引き合いが増加しているチアシードをはじめ、昨年夏に話題となり、現在もなお新製品の上市が相次ぐ寒天、昨年末に健康情報番組で取り上げられたバジルシード、このほかゼリー飲料が急増中のグルコマンナンや、定番化しているサイリウムなどが流通している。

発行日: 2006/02/ 6

2006年02月01日

健食市場で上場企業のM&A加速

ハウス、アサヒビールが健食事業買収 製薬メーカーの資本業務提携も活発に

大手食品メーカー、製薬メーカーを中心に健康食品事業の拡大を目的としたM&A(企業の合併・買収)が本格化してきた。昨年、上場企業による健食事業にかかわるM&Aは20件近くに上ることが本紙の調べで判明した。昨年12月には、ハウス食品が武田薬品工業の子会社・武田食品工業の飲料・健食事業を子会社化することを発表。ここ1年間でも、ロート製薬と森下仁丹による共同販売会社の設立、アサヒビールによる山之内製薬の健食販売の100%子会社・サンウエルの全株式譲受、大正製薬と養命酒製造との業務提携、小林製薬と井藤漢方製薬との資本業務提携―― など上場企業を中心にM&Aの動きが加速している。成長を続ける健食市場への基盤拡充を目的に、営業譲渡や資本提携なども含めたM&Aを視野に入れる企業は複数に上っており、今年もこうした動きは増加するとみられる。

発行日: 2006/02/ 1

先月18~19日、「統合医療展2006」開催

現代西洋医療に補完・代替医療を取り込んだ新しい医療「統合医療」をコンセプトにした「統合医療展2006」(主催:CMPジャパン㈱)が18~19日、パシフィコ横浜で開催された。医薬品・医療機器の流通関係者、医師・薬剤師等の医療従事者など、2日間で合計8,017人(前回7,552人)が来場した。展示会場では、皮膚画像解析システムや身体年齢測定装置などの美容・抗加齢医療関連機器、岩盤浴、エビデンスの充実した医家ルート限定の健康食品など、医療機関向けの多種多様な商材・サービスの提案が活発に行われ、「医療関係者、関心の高い人がブースに立ち寄ってくれた」などの声も目立った。

発行日: 2006/02/ 1

JIHFS、健食GMPマーク使用商品を認可

日本健康食品規格協会(JIHFS)は先月18日、JIHFS健康食品GMP認証施設で製造された5 社9 製品に対し、GMPマークの使用を許可したと発表した。

発行日: 2006/02/ 1

第三者機関での健食認証制度に「NO」

第三者機関による健康食品の新たな認証制度は認めることはできない―― 。内閣府の規制改革・民間開放推進室は先月19日までに、政府が昨年10~11月に受け付けた全国規模の規制改革要望についての各省庁からの再回答を公表した。

発行日: 2006/02/ 1

特集 乳酸菌 整腸から免疫賦活へ、多くの研究成果いかに還元できるか

機能性研究の長い歴史に由来する数多い研究成果を背景に、整腸作用一辺倒から免疫調節機能へ訴求点がシフトしてきた乳酸菌。抗アレルギーや抗ピロリ菌対策のニーズの高さや、大手メーカーが次々と高付加価値型ヨーグルトを上市していることによる安心感もあり、市場は成長期を迎えようとしている。昨年11月に開催された食品免疫学会でも、乳酸菌に関する多くの研究成果が発表されており、今後は乳酸菌が発揮する多くの機能性を、いかに活用していくかが市場全体のキーワードとなりそうだ。

発行日: 2006/02/ 1

特集 CoQ10  業界のスターダムにのし上がった大型素材

2004年、テレビ番組で紹介されたのを機に大ブレイクとなったコエンザイムQ10。その後、過熱ブームはとどまることを知らず、昨夏を境にようやく沈静化した。ほぼ同時期に原料供給メーカー数社が相次いで原料生産工場の増設を発表。安定した原料供給が可能となった。サプリメントをはじめ機能性食品のスターダムに一気にのし上がったこの素材の動を時系列で追いながら、新たなビジネスチャンス「第3ステージ」を迎えたCoQ10にスポットを当てた。

発行日: 2006/02/ 1

特集 黒色食品 黒五系素材、スッポン、烏骨鶏

強い色を持つ食品が今、注目を集めている。例えば、ドリンク製品を中心にヒット商材となっており、強烈なオレンジ色を持つ沙棘。また、昨年末、本紙で「話題の抗酸化素材」として特集した、アスタキサンチンやクランベリーも、強い赤色を持ち、いずれも高い抗酸化能を有することが分かっている。そして今回のテーマ、黒である。黒い植物素材の色素は、アントシアニンがその源となっており、やはり高い抗酸化能を有することが特長となる。また動物性の黒い食品では、アミノ酸含有量の高さなどが特長的だ。黒色食品は韓国や中国で一大ブームとなり、わが国ではハウス食品㈱の『黒豆ココア』のヒットをきっかけに注目が高まった。スーパーマーケットでも黒豆や黒ゴマを使った商品が数多く陳列され、黒豆豆乳なども登場。さらに江崎グリコ㈱が『黒五』を使ったポッキーを発売するなど、その認知度は飛躍的に向上している。近年の健康食品の傾向は、CoQ10やα-リポ酸、アミノ酸系ドリンクや燃焼系サプリなどのヒットから、「抗酸化」「アミノ酸」が有力な訴求点になっていると分析できる。さらに自然食志向の高まりも加味すると、今回取上げた黒い食品は、まさに時代にマッチした食品群と言えるだろう。今回は植物系として黒大豆、黒米、黒房すぐり、黒ゴマ、黒松の実などの黒五系素材、動物系素材としてスッポン、烏骨鶏をクローズアップした。注目の黒色食品市場をリポートする。

発行日: 2006/02/ 1