世界保健機関(WHO)は先頃、世界で10億人を超える人がBMI25以上の「太りすぎ」であるとの警告を発表した。BMIの上昇は心疾患、卒中、Ⅱ型糖尿病などの慢性疾患のリスク因子となることから、直ちに何らかの対策を講じなければ低中所得国を中心に重大な慢性疾患問題に発展すると注意喚起している。
WHOの推計によると、米国・トルコ・メキシコ・エジプト・南アフリカ・マルタなどでは30歳以上の女性の75%以上が太りすぎという深刻な事態に陥っている。男性でも同様に、英国・ドイツ・アルゼンチン・ニュージーランド・ギリシアなどで太りすぎの割合が75%を超えるという。
さらにトンガやナウルなどの太平洋諸島では、成人の10人に9人が太りすぎであるとの試算を示している。WHOでは、現在の傾向が続けば2015年までに太りすぎの世界人口は15億人に達するとした。
発行日: 2005/09/27