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「スパ&ウエルネスジャパン2015」9月7日開催

2015y07m14d_154250444.jpg■スパ関連セミナー

 国内唯一のスパ、ウエルネスの専門展示会「スパ&ウエルネスジャパン2015」(併催、ダイエット&ビューティーフェア、アンチエイジングジャパン)は9 月7 日~ 9 日、東京ビックサイトで開幕する。

 併催のイベントやセミナーも続々と決定し、7 月から本格的な来場プロモーションがスタートする。出展企業名は公式ホームページで8 月に公表される。


■日本ならではのスパとウエルネス
 展示会初日恒例の「ビューティ&ウエルネスサミット~美と健康で日本を元気に」。経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課長江崎禎英氏の講演でスタートする。「次世代ヘルスケア産業の創出に向けて」と題し、次世代ヘルスケア産業協議会の設置からの国の取り組みや、地域における美と健康ビジネスのブランド化に向けた実証事業が紹介される。
 続いて、観光庁の観光地域振興部観光資源課ニューツーリズム推進官大岡秀哉氏が「国際化の中の観光」と題し、インバウンドの状況や取り組みと、特に地域資源を活用するニューツーリズム、中でも期待のヘルスツーリズムなどについて語る。こうした国の取り組みからも、まずは地域の健康づくりと観光との連携がはじまり、やがて運動や美容のアイテムが求められていくことを予感させられる内容。美と健康そして観光関係者も一堂に会す3 日間に期待が高まっている。
 2 日目(9 月8 日)のイベントステージでは「スパ・シンポジウム」を開催。テーマは「健康長寿、グローバルの潮流にチャンスをつかめ」。琉球大学教授荒川雅志氏が「健康を手に入れる旅」と題し基調講演を行う。厚生労働省が推進する宿泊型新保健指導プログラム創設に向けた23 のモデル事業や、経済産業省の健康寿命延伸産業創出推進事業に採択された、ウエルネスツーリズム品質評価事業への取組等、国や民間のウエルネスツーリズムへの最新情報を紹介する。同氏が考えるスパ、ウエルネスの定義、そして今後の日本のウエルネス産業の課題や期待について話す。
 続いて現在の取組事例紹介として、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会が全国900 施設で展開する「人に優しい宿」についてシルバースター部会長多田計介氏が紹介する。また、今回出展する一般社団法人健康ビジネス協議会が新たな取り組みとして、これからスタートする「アンチエイジングのお宿(仮)認定制度」の概要を紹介する。いよいよ全国規模で「健康×旅」への取り組みが始まった。
 パネルディスカッション「2020 年へスパが動き出した」は、昨年12 月に開業したラグジュアリーリゾートのアマン東京のアマン・スパのスパマネージャー清野志氏をゲストに迎え、「アマン・スパが考えるウエルネス」を参考にしながら、2020 年に向け期待のかかる日本のスパの現状や課題を議論する。
 今回初めての開催となる「アンチエイジングジャパン2015」を記念してイベントやセミナーも予定されている。初日7 日の記念セミナーでは「アンチエイジングなライフスタイルとは」と題し京都府立医科大学学長の吉川敏一氏が講演。食と旅など普段の生活の中でのアンチエイジング実践法を語る。アンチエイジングの旅の取り組みも紹介される。
 専門セミナーでは、「スパマネジメント講座in SPA & WELLNESS JAPAN」(共催/ NPO 法人日本スパ振興協会)を開催。毎年、琉球大学実施されている概論からプラン作りまでのスパの実践講座の、今回は短縮のサテライト講座。琉球大の講師陣から荒川雅志氏、三井情報の丸山智規氏、コンセプトアジアの相馬順子氏を予定している。

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