日本がスパの話題で沸いていた頃。2007年、世界のスパ産業トップが集結する「Global Spa Summit」という国際会議がニューヨークで生まれた。その後、欧州、アジア、南米と、開催地を移しながら、「 ウエルネス」へ大きく舵を切り「Global Wellness Summit」と名を変えた。今年10月のオーストリア(チロル)開催では45か国500人の各界トップが集結。その領域は、有名ホテルグループ、スパブランドはもとより、医療、観光、福祉、不動産、IT、建築、金融分野へと多岐に亘った。スパ産業は10余年の時を経て約400兆円規模(※)の巨大なウエルネス産業へとステージを移した。ITがそうだったように、いま「観光×ウエルネス」、「企業×ウエルネス」と、「× ウエルネス」に取り組むことが、各産業の成長に繋がる。いわばWoT(Wellness of Things)だ。アマン東京のHPは「ウエルネス」ボタンをクイックするとスパのページにたどり着く。スパは、ウエルネスを実現する手段の象徴。ウエルネスというステージで、様々な産業と出会い、マッチングを模索することで、スパの可能性は飛躍的に広がっていく。
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【コラム】ビューティ&ウエルネス
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