行政・業界動向

「職業能力評価基準」の 普及に向けた取り組みを推進 (一社)日本エステティック協会

(一社)日本エステティック協会が6月4 日、第11 回定時社員総会を都内で開催。久米健市理事長は総会にあたり、「協会が昨年創立45 年を迎え、現在記念誌をまとめるにあたり、名誉会員など協会員に話しをうかがっている。その中で、改めて色々な方に支えられてきたと実感している」と述べ、この総会をスタートとして、さらに大きな事業に取り組んでいきたいと挨拶した。
総会後は、昨年度の事業方針として取り組んできた「職業能力評価基準制度」について、厚生労働省の人材開発統括官・能力評価担当参事官室職業能力評価担当係長の菊池克也氏が講演を行った。
「職業能力評価基準制度」は、従業員に期待される仕事上の成果や必要な技術、知識を役職などで4 つのレベルに設定し、業種別に体系化。会社、サロン、エステティシャンがともに成長できる仕組みづくりを目指して作成された。
講演では厚生労働省作成の「キャリアマップ、職業能力評価シート 導入活用マニュアル」をもとに、同制度の具体的な評価基準の説明やキャリアマップや評価シートの導入によるキャリアステップの見える化、能力水準の見える化に向けた取り組みについて説明、実際の事例を交えながら紹介した。

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