連載

【リレー連載】CAここだけ美容情報「カッピング」

中国系航空会社 渡邉真由子

日本では「吸い玉」と呼ばれるカッピングは、もともと中国の民間療養です。カップのような形をしたガラス球を身体(背中)にくっつけた後、カップ内の空気を抜き気圧を下げ、体の中の老廃物を表にはきだす、というものです。老廃物が溜まっていたり血行が悪かったりする箇所は、非常に濃い内出血状態になることで有名ですよね。

空港近くにはマッサージ店が立ち並ぶ

実際に中国・北京でカッピングを体験してみた
私は北京ステイが主のため、偶然空いた時間にホテル付近のマッサージ店へ足を運んでみました。
空港近くのエリアにはたくさんの客室乗務員や航空業界人が住んでいるということもあり、マッサージ店がたくさんあります。写真に写っている建物はホテルのすぐ向かいにあるマッサージ店街ですが、少し歩くとまた別のマッサージ店がずらりと並んでいます。私は今回、その中の一つにお邪魔してきました。

カッピングスタート
日本のカッピングと比べると、こちらは一つ一つのガラス玉がやや大きめのように感じました。また日本では安全を考慮して電動ポンプを使ってカップ内の空気を抜いているようですが、中国では「火缶法」といって火を使います。カップを吸いつけるたびに「シュッ」と火をつける音がするので、初めての人は少しだけびっくりしてしまうかもしれません。
もちろんですが、ちゃんとやけどをしないようにできているので安心してくださいね。火を使っているため背中がじんわりと温かくなるので、「痛いけれど気持ち良い」が私の感想です。

中国でもやっぱりマッサージってお高いの?お金のおはなし
日本でカッピングをしようと思うと施術時間にもよりますが、大体の相場は約4000 円から、値段が張るところでは6,000円や7,000 円ほどではないでしょうか。結論からお話しをすると、私は今回カッピング+ 軽いオイルマッサージで38 人民元を支払いました。日本円に換算するとなんと、約637 円!!とってもリーズナブルですよね。
皆さん中国へご旅行の際には是非、現地で本格的なマッサージを受けてみてはいかがですか?

日本に比べてやや大ぶりなカップを使用

 

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