行政・業界動向

第12回エステティック学術会議「きれいを手に入れるトータルケア」テーマに開催

(公社)日本エステティック研究財団主催の第12回エステティック学術会議が9月10日、東京ファッションタウンビルで「きれいを手に入れるトータルケア~サービス業の社会貢献について考える」をテーマに行われ、エステティシャン、理美容師など約200名が参加した。

会の冒頭では全国理容生活衛生同業組合連合会副理事長の寺園洋行氏が、同会理事長で学術会議会頭でもある大森利夫氏の挨拶を代読。「ソシオエステティック等の実例から、現代日本にマッチしたエステティックの今後の方向性を探るので、それぞれの立場からエステティックの発展のためご活用ください」と述べた。

基調講演では厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生課主査の鈴木裕里氏が「理容業・美容業に関する厚生労働省施策の現状について」と題して講演。理美容師法の近年の動向や理美容業の現状に合わせた制度、規制緩和などの取り組みについて紹介。芝山みよか記念教育講演では東邦大学医療センター大森病院皮膚科臨床教授で同財団理事長の関東裕美氏が「安心・安全なエステティック~厚生労働科学研究結果報告」をテーマに講演を行った。

また、特別講演は(一社)日本エステティック協会理事長の久米健市氏、石巻赤十字病院 ブレストセンター ソシオエステティシャンの瀬戸真由美氏がそれぞれ「ソシオエステティックの概要」、「ソシオエステティックにおける施術の効用」と題し講演。ソシオエステティックの発祥の地であるフランスにおける現状報告や実際に日本でエステティシャンとしての活動する中でのエピソードを紹介した。

 

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