連載

Amazon 4 star

エステティシャン 五十嵐ゆう子

マンハッタンにオープンした「Amazon 4 star」

米国のネット小売業大手のAmazon の実店舗「Amazon 4-star」がニューヨークはマンハッタンのお洒落な繁華街ソーホー地区に開店したので早速行ってきました。約150 坪ほどの店内で取り扱う2000 弱のアイテムは、Amazon がオンラインなどで販売している商品で、★ 4 つ以上(5点満点)の売り上げデータと“興味のあるもの”として検索された小物から文具、キッチン用品、家電、玩具、そしてスキンケアまでが並んでいました。現在店頭に並んでいる商品の平均評価は4.4 以上であり、本当に消費者が選びぬいた商品のオンパレードなのだと頷けます。並んでいる商品のすべてがオンラインでも注文できるそうなので、アンテナショップとしても利用しているのかな?と想像しました。コンセプトは同社が書籍の販売で行っているAmazon Book から発しているようで、彼らのビックデータを活用し、“こんな商品を買っているなら、こういう商品も気にいるはず” とか、“ソーホー地域で人気のある商品”、“検索回数の多い商品” など消費者の購買意欲をそそる関連販売を仕掛けています。また米国の皮膚科医が開発に携わり、多くのクリニックで敏感肌やアトピー患者にも薦められているセラミ
ドが含まれたCeraVe の保湿クリームなども店舗に並んでいます。ただ評価を読むだけよりも説得力があり、オンラインではできなかったテスターでのお試しも可能なので、納得して商品を購入できます。
こういう店舗を見学すると、時代はすでに売り手やメーカー主導から、消費者主導になっているのだなと強く感じました。今後、Amazon が処方箋事業に参入するというニュースもあります。こうしたアンテナショップやAI、そしてビックデータを活用しながらAmazon がヘルスビューティアイテムを販売することに米国のコスメ売り場やドラッグストアは戦々恐々としているのではないでしょうか。

オンラインのビッグデータを活用し、商品を展開

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