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善玉菌で肌状態を改善する中国INCI対応のコメ由来乳酸菌原料発売

一丸ファルコス㈱(岐阜県本巣市、058-320-1030)では、肌状態を改善する国産米由来乳酸菌原料「ラ・フローラ K-1」(化粧品表示名称:乳酸桿菌)を3月26日に発売した。これまでに顧客の要望で特に多かった中国INCI対応の植物性乳酸菌原料になっている。

「ラ・フローラ K-1」は、国産米から発見された乳酸菌の不溶性菌末で、1gあたり1兆匹以上の乳酸菌を含有する化粧品原料。ヒト皮膚において表皮ブドウ球菌及び肌善玉菌(CNS)を増加させ、培養表皮細胞を使った試験では、皮膚を護る抗菌ペプチドや皮膚状態の改善につながる角化関連因子の増加につながる効果を確認している。また肌の水分量向上作用や肌のプレバイオティクス効果による敏感肌、トラブル肌の改善もサポートする。

ラ・フローラ K-1のヒト皮膚における肌の善玉菌(CNS)増殖促進作用

また、加熱処理を施した乳酸菌素材のため、生菌に比べて品質が安定し、耐熱性にも優れ、菌による製造ラインの汚染の心配もないことから取り扱いやすくなっている。

同社では、以前より肌フローラ(皮膚常在細菌叢)に着目し、2017年には肌の善玉菌を育成し、肌フローラを改善する化粧品原料のヒト由来乳酸菌「ラ・フローラ EC-12」を上市している。塗る乳酸菌の先駆けとして現在も売り上げは堅調だという。

 

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