行政・業界動向

1~3月期の国内旅行消費額はコロナ禍の影響を受け前年期比20.5%減

観光庁が20日に発表した2020年の1~3月期の国内旅行消費額(速報値)は3兆3,473億円(前年同期比20.5%減)で、国内旅行消費額のうち宿泊消費額は2兆6,201億円(前年同期比19.3%減)、日帰り旅行消費額が7,272億円(前年比24.5%減)となった。

1、2月期の国内旅行消費額は2兆5,608億円で前年同期比1.1%増だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛などの影響が出はじめた3月に7,864億円(前年同期比-53.2%)と急速に落ち込み、この10年で最も低い消費額となった。

また同日にJINTOの発表した2020 年4月期の訪日外客数は2,900人で前年比 99 .9%減。統計を取り始めた 1964 年以降、最小の数字なった。多くの国で海外への渡航制限や外出禁止令が出され、日本においても検疫強化、査証無効の措置が取られたことで、統計を取っている22の国と地域からの訪日外客数がほぼゼロに近い数字となった。

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