行政・業界動向

コロナ禍の美容意識と購買行動に関する調査を発表

インターネットによるアンケート形式で行われた美容意識や行動に関する実態調査(対象:全国15~69歳の男女)の結果が12月3日に発表された。(ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2020年下期」調べ)

調査では、メイクアップアイテム購入率は女性では前年比で全てのアイテムが減少したが、男性では全てが前年を上回る結果となった。アイテム別にみると、女性では「口紅・グロス」、次いで「チーク」「ファンデーション」の減少幅が最も大きく、男性では特に20代男性で「下地」「コンシーラー」の購入率が大幅に増加した。

また女性のコロナ前後のメイク・スキンケアの頻度や時間の変化については、コロナ後に「減った」が全体の43.5%で、理由では「マスクで顔が隠れるようになったから」が66.0%で最も高かった。またメイクで気をつけている点については、「目元」・「マスクが汚れないようにする」・「カメラ映りが良くなるように」などのコメントや意見が多かった。

サロンの利用状況では、「コロナ前」と同じサロン・施設を利用している割合は男性が約7割~8割超、女性は8割前後となった。継続理由では「施術者・スタッフを信頼しているから」が最も多く、次いで美容室では「サロンや施設の場所が自宅から近いから」、それ以外のサロン・施設では「サロンや施設、スタッフの衛生対策がしっかりしているから」との回答が多かった。

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