行政・業界動向

平成22年度省エネ照明デザインアワード発表

pola.jpg受賞したポーラ銀座ビルの外観

 環境省は14日、都内にて省エネ照明デザインフォーラムを開催した。

 このフォーラムは店舗・商業施設等の事業者や施設の設計者を対象に、省エネを一層推進することを目的として開催。昨年12月から公募してきた「省エネ照明デザインアワード」の優秀事例の発表、表彰を行った。


 
 開会の挨拶では松本龍環境大臣が登壇。商業施設、オフィスなどで増えているCO2排出量のうち照明の占める割合は大きい。照明分野の環境技術革新はこれからの未来の大きな力になりうるとその重要性を位置付けた。
 「公共施設・総合施設部門」、「商業施設部門」、「その他部門」の各部門のグランプリには「根津美術館」、「大丸大阪・梅田店」、「東急ウェリナ大岡山」が受賞。美容業界の中では唯一、「ポーラ銀座ビル」が「その他部門」の優秀事例受賞施設に名を連ねた。
 今回のアワード応募総数96件のうち美容・健康施設の受賞はなかったが、改正省エネ法の施行もあり大手フィットネスクラブなど対象となる事業者ではエネルギー統括責任者の選任など義務付けされており、今後、省エネの取組みの拡大が期待される。
 会場には、施設の事業者や一般企業の省エネ関係担当者ら400名以上が参加。社団法人日本照明器具工業会の協力を得て、同会会員企業8社による最新省エネ照明の実物も展示した。
 受賞施設は省エネ照明デザインアワードのホームページで紹介している。次回の開催は現時点で未定。

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