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ウェルビーイング研究所で機能性食品及び新たなヘルスケア情報を開発

ライオン㈱では、オーラルケアやファブリックケア、ビューティケア製品、食品、薬品を展開する。「ウェルビーイング研究所」では機能性食品や新たなヘルスケア情報の開発を進める。
「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」は 2007 年に発売された。同社の歯周病研究の中でラクトフェリンの新たな働きを発見。その後、脂肪の合成抑制と分解促進効果が確認された。商品化にあたり、ラクトフェリンをコーティングし、胃で分解させず腸に届かせることに成功した。機能性表示食品制度開始後、「本品にはラクトフェリンが含まれるので、内臓脂肪を減らすのを助け、高めの BMIの改善に役立ちます。」のクレームで、届出番号「A1」で受理された。「葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)と組み合わせた「腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン 葛の花プレミアム」や「乳酸菌K-1 (L. casei 327)」と組み合わせた「腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン 乳酸菌PLUS(プラス)」も販売する。
同研究所では新たなヘルスケア情報開発のため、就労者の生活習慣分析を行う。一昨年、コロナ禍で実施した調査では、テレワーク実施者で眠気を感じる頻度の増加やコロナ禍前と比べて仕事の活力・集中力の低下が顕著に見られた。さらに食事時間とメンタルヘルスの関連性も見えてきたという。基礎研究をもとに、今後、ウェルビーイングに関する研究・開発に注力していく。

左から「腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン」「腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン 葛の花プレミアム」「腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン 乳酸菌PLUS(プラス)」

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