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「ソーシャル化」が、新しいビジネスを創る

美と健康の仕掛け人に聞く
ミクシィ㈱ 執行役員メディアビジネス本部長 辻 正隆氏

 
 人と人がつながり、インターネット上の交流ができるサービス「SNS(ソーシャル・ネットワーキングサービス)」が急成長している。国内最大手のmixi は、20 代女性を中心に支持を得て月間ログインユーザーは、1500 万人を超える。昨年末にはTwitter と業務提携、今年はDeNA と一部業務提携を発表するなど、新サービス創出にも積極的だ。


●mixi の特長は?
 現在、mixi の月間ログインユーザー数は1500 万人を超え、国内最大のSNSといえます。日本は、Facebook よりも大きなSNS が存在しているまれな国の一つと言えるでしょう。ユーザー数は2006 年のモバイル対応化で大きく伸びました。携帯電話を使いこなしてきた20 代、30 代の女性が、通話やメールの代わりにmixi を利用し始めたのです。今も20 代女性の利用が一番多く、20 代女性人口の約6割が利用している計算になります。
 
 mixiは、実際の友人知人同士の連絡手段として成長してきましたが、ここまでユーザー数が増えたことは、“いつも誰かと繋がっていたい”という潜在的な欲求が後押ししたのだと思います。電話やメールで伝えるほどでもない情報を気軽に発信するという新しい距離感の人間関係が生まれました。
 
 そもそもSNS は、手紙や電話など今までのコミュニケーション方法が進化したもので、その先端といっていいでしょう。ですから、今のところ、どう使ったらよいかユーザーは全てを理解している訳ではありませんし、これから課題も出てくるでしょう。
●美容・健康ビジネスでのmixi活用は?
 今は、情報が溢れています。増え過ぎると消費者は情報に溺れ、何を選んだら良いか分からなくなります。そうなると、情報を選別する為に友人や信用できる専門家の勧めに頼ることが多くなります。例えば専門家がリツイートした情報だけをタイムリーに収集する。つまり水先案内人を持つようなものです。今、消費行動はこうした第三者の存在が大きく作用しているのです。
 
 mixi のビジネス活用方法は大きく分けて広告とmixi ページの利用とがあります。mixi ページは無料ですし、ページを作ってそこで閲覧者に共感してもらえれば知人を通じて自ずと宣伝されます。ページを活用しているヘアサロンやエステティックサロンからは、「ホームページより扱いが簡単で分かり易い」、「mixi 経由でホームページの閲覧数も増えた」など意見を頂いています。宣伝以外にも人材のスカウト、アンケートの実施、クーポン発行、口コミ拡散、予約、販売の活用が可能です。
 ページを作ってからは運用管理も大切で、口コミで良いコメント、悪いコメントを集約して分析し、対策を講じ、商品やサービスにフィードバックしていくことも重要です。
●今後の展開と、SNS 社会の将来は?
以下、詳細は紙面でご覧下さい。
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