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【市場動向】機能性甘味料の市場動向

最近は、健康志向の高い人やメタボを気にして摂取カロリーを控えたい人を中心に低カロリー・低甘味志向が進み、「ゼロ系製品」というジャンルが飲料を中心にブームとなっている。カロリーゼロ、糖質・糖類ゼロなどを訴求する製品は、炭酸飲料や缶コーヒーに留まらず、ハム・ソーセージ、鍋物用だし、さらには糖類ゼロの厚焼玉子まで登場した。


これらの主役となるのが高甘味度甘味料とエリスリトールだ。これらは流行の波に乗り好調に推移している。本稿では、機能性素材として安定した需要を持つオリゴ糖、低迷気味の糖アルコール、高甘味度甘味料やその他の機能性糖質など、機能性甘味料についての市場での動きを中心に探っていく。
<主なサプライヤー>
●オリゴ糖
機能性を持つ甘味料の代表的素材素材として安定した市場を築いている。
最近は特に自分の腸内の細菌叢をいかに良好に保つかが注目されており、
善玉菌を増やすオリゴ糖が改めて見直されてきている。
塩水港精糖
王子製紙
サントリーウエルネス
日新カップ
日本食品化工
日本製紙ケミカル
日本甜菜製糖
林原商事
明治フードマテリア
ヤクルト薬品工業
●糖アルコール
カロリーゼロのエリスリトールは飛躍が著しいが、
その他の糖アルコールは、利用食品市場の落ち込みに引きずられるなど厳しい状況で
改めて需要の掘り起こしが急務となっている。
それぞれの機能性を活かした使い方でいかに差別化を図るかがポイント。
上野製薬
カーギルジャパン
研光通商
ダニスコジャパン
三井製糖
三菱化学フーズ
●高甘味度甘味料
ゼロ系製品の流行により好調に推移
海外で人気高まるステビアが国内でさらなる需要を獲得できるか、
あるいは最近認可されたネオテーム(ミラスィー)がどれだけ市場を開拓できるか、
気になるところ。
味の素
カーギルジャパン
キリン協和フーズ
研光通商
三栄源エフ・エフ・アイ
大日本住友製薬
東洋精糖
日本製紙ケミカル
●機能性甘味料
群栄化学工業
三和澱粉工業
林原商事
三井製糖
ユニチカ

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