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日本の消費者市場で急増するプラントベース(植物性)の菓子の需要(MINTELグローバルトレンドレポート2)

新型コロナウイルスの蔓延以降、日本の消費者は、プラントベース、いわゆる植物由来の製品の健康効果に魅力を感じています。間食として食べる菓子においても植物性ならではの低カロリー、ダイエットに適した栄養素の含有量に魅了されています。

日本では様々なカテゴリーで植物由来の製品の発売が活発に行われている
世界的な植物性食品のトレンドは日本でも現れており、大手食肉メーカーが相次いで肉の代替品を投入したり、大手飲料メーカーが植物性飲料を発売したりしています。 その結果、惣菜、即席麺、シリアル、アイスクリームなど、さまざまなカテゴリーで植物由来の商品が見られるようになりました。

ミンテルの調査によると、日本の消費者の57%が植物性ヨーグルトを試してみたいと考えています。また、50%の日本の消費者が野菜や果物をより積極的に食べている一方で、50%以上の日本の消費者が植物性の肉を試してみたいと考えています。

日本の消費者は、植物性食品が動物福祉や環境保全に良いという事実よりも、植物性食品の健康面でのメリットに魅力を感じています。ブランドは、植物性食品の持つ健康的な印象を利用して、商品をアピールすることができるでしょう。例えば、植物由来の菓子は、低カロリー、ダイエットに適している、食物繊維、野菜、ビタミン、ミネラルを補うことができる、などの特徴があり、消費者にアピールすることができます。

ここ数年、日本ではプロテインへの関心が高まり、日本人の4人にひとり* 食品を購入する際の重要なポイントの一つとして、高タンパクの商品を選択しています。実際に、たんぱく質を含む食品や飲料の発売が徐々に増え、2020年に改定される日本人の食事摂取基準に、たんぱく質の推奨量と目標量が一部追加されました。このようなプロテインに対する需要の傾向は、菓子のカテゴリーにも見られます。

こうしたトレンドと消費者の関心に乗ることで、植物性の菓子のジャンルにおいて、植物性タンパク質をアピールすることができます。

植物性食品への関心を活かし、様々な植物性食材の開発検討へ
大豆プロテインは、高タンパクかつその他の付加価値も高いため、菓子で人気のある素材です。しかし、エンドウプロテインやライスプロテインなど、他の原料も菓子に使用されています。日本での植物性タンパク質への関心の高まりは、様々な植物性タンパク質を使用する機会を与えるでしょう。

現在、日本では植物性の食べ物や飲み物がトレンドになっています。菓子メーカーは、植物由来ならではの健康的なメリットに対する消費者の関心を利用して、様々な味やタイプの植物由来の菓子を提供することができるでしょう。

ベース:18歳以上のインターネットユーザー2,000人
出典:Rakuten Insight/Mintel Rakuten Insight/Mintela

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