コラム

「距離」を超えて、どう寄り添うか

3月初旬、新型コロナウイルス感染が拡大する欧米で、食料や生活必需品、衛生用品などの買い占めがニュースで伝えられていた。その半月後アメリカ・カナダのスーパーマーケットやドラッグストアで高齢者や妊娠中女性などの弱者に向けたサービスが話題となった。消毒を済ませた開店後すぐの1時間を、高齢者などの買い物弱者が安心して買い物ができるシニアアワーとして提供したのだ。カートやカゴを一つ一つ消毒して手渡す店舗もあったという。こうしたアイデアの実行力やスピード感は見習うところが多い。米国には「Make lemonade out of lemons」という諺があるのだという。「どんな悪い状況も創意工夫で好転させられる」という意味だそうだ(※)。いま、日本でもオンラインでのコミュニケーションが当たり前になりつつある。ネットショッピング、リモートワークはもちろん診療、授業、帰省や飲み会までもオンライン化が進んだ。美容・健康分野からも新たな提案が始まっている。国が将来目指した「超スマート社会」の実現が、思わぬことで加速している。我々はオンラインの大きな可能性を知り、一方で、実際に人と触れ合うことの価値や重要性を改めて認識する機会を得たのだ。皆が痛みを抱えるいまだからこそ、美容・健康ビジネスがどう人に寄り添い、質を高められるか、知恵を絞るときかもしれない。

※DIET&BEAUTY「五十嵐ゆうこのCatch up the Beauty Trend of USA」参照 ⇒ こちら

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