行政・業界動向

フィットネス産業協会が運動環境に即したガイドライン改訂を実施

(一社)日本フィットネス産業協会(FIA)は、フィットネス関連施設の新型コロナウィルス感染予防対策のさらなる徹底と利用者個々の目的に沿って安全性を担保し、運動を実践しやすい環境にするため、ガイドラインを半年ぶりに改訂した。

今回の改訂では、これまでの感染予防対策の実績や最新の感染予防に関する研究結果等を総合的に判断し、より円滑なクラブ利用と運動効果を提供する環境の整備を狙いとしてガイドラインの“適正化”を図っている。

改訂の主なポイントは、①運動時のマスクまたはネックゲイター着用規定の徹底、②ソーシャルディスタンス確保の更なる徹底の2点。①については感覚過敏症やアレルギー等、マスク着用が困難な場合の対応やマウスシールドの全面禁止、運動時のマスク着用における正しい着用方の解説などを記載。②では、更衣室や浴室、プール等、マスクをしない状況を伴うエリアでの会話禁止やランニングマシンなど呼気の上がる有酸素系トレーニング機器の使用における間隔の確保に関して改めて規定した。

また今年2月にスタートした「FIA加盟企業施設認認証制度」の認定基準に、新型コロナウィルス感染予防のための業界ガイドライン遵守に関する項目を新たに追加。安心安全が担保された施設を増やすとともに、利用者への可視化を強化していく。

イベント情報

PAGE TOP