行政・業界動向

スペシャルケア伸長、スキンケア市場微増

skincareglaf.jpgスキンケア市場推移(富士経済推計)

 4月、2012 年度の国内のスキンケア化粧品市場の調査結果(㈱富士経済)が発表された。2012 年度のスキンケア市場は、1 兆103 億円(前年9,992 億円)で、前年比1.1%増となった。スキンケアは、洗顔、化粧水、乳液、美容液など9 品目が対象。

 ここ数年、スキンケア市場は横ばいが続いていたが、昨年は東日本大震災による買い控えが一段落し、特に美容液やモイスチャーなどのスペシャルケアが伸長した。また、長らく低迷していた百貨店ブランドにもニーズの回帰が見られたとした。


 モイスチャーのカテゴリーでは、オールインワンタイプの成長が著しい。セルフブランドでの新商品投入が相次ぎ、市場規模は前年比3 割増の485 億円と推測される。形状としては、ジェルだけでなく、化粧水や乳液といった液状タイプが増加。オールインワンを展開することで、クリームやジェルの販売を終了し、商品を集中化するケースが見られる。
 美容液は、高価格商品の需要が高い。百貨店ブランドでは、スペシャルケアを新規需要取り込みの柱と位置付ける。高機能を訴求するアンチエイジング商材の発売が相次いでおり、今後も拡大が続くと見られる。
 また、スキンケア市場の中で最も規模が大きい化粧水(2012 年市場規模2,370 億円)は、美容液やジェルのように、とろみを持たせた商品が人気となっている。使用頻度が高いため低価格志向も強いが、シーンの使い分けを提案することで新たな需要開拓が期待される。
 
 2013 年の展望について、市場全体は微増の1 兆176 億円と予測した。

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