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アロマ市場3,337億円に拡大

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■2015年の市場規模が算出された

  (公社)日本アロマ環境協会(AEAJ)は、アロマ市場の構造と市場規模に関する調査を行い2015 年のアロマ市場規模は推計で3,337 億円(事業者小売売上高ベース)と発表した。前回調査(2011 年)比で126% 伸長した。

 調査ではアロマ市場を「アロマテラピー市場」と「精油配合製品等市場」で構成される市場と定義。内訳をみると「アロマテラピー市場」は609 億円で前回調査比95.6%、「精油配合製品等市場」は2,728 億円で同比135.2% となった。(詳細別表)。

前回調査で全体の39% を占めていた「アロマ化粧品市場」(天然精油を配合したオーガニックを含む自然派化粧品)は1,294 億円(前回比131%)に拡大。特にオーガニック化粧品は381 億円(同比200%)と飛躍的に成長した。

AEAJでは、ナチュラル志向が高まり、より簡単に香りを楽しみたいという生活者のニーズを背景に「アロマ化粧品市場」が今後も市場をけん引する大きな要因と分析している。また日本特有の植物から抽出した「和精油」が全国各地で生産されるなどヨーロッパ発祥のアロマテラピーが日本に浸透し独自の発展を遂げていると発表した。

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