行政・業界動向

女性生産年齢人口も過去最低の3,705万2千人に減少

14日に総務省が2019年の人口推計(10月1日時点)を発表した。外国人を含む総人口は1億2,616万7千人で前年より27万6千人減少。統計をはじめた1950年以来、総人口の減少率は0.22%で最大となった。「生産年齢人口」にあたる15~64歳人口が総人口に占める割合は59.5%で7,507万2千人。こちらも統計を取り始めて以来、過去最低を更新。美容産業にとってのメインターゲットである女性の生産年齢人口(総人口)も、3,705万2千人と前年に比べて21万6千人の減少となった。10年前と比較すると343万人減少したことになる。中でも、出産期の女性とされる25歳~39歳の人口減少は際立っていて前年から17万4千人減少、10年前から264万6千人減少していることがわかる。

一方65歳以上の高齢者は3,588万5千人で、昨年から30万7千人増加し総人口に占める割合は過去最高の28.4%になった。また出生児数は89万6千人で昨年より4万8千人減少し、死亡者数は1万2千人増の138万1千人。出生児数が死亡者数を下回ったため、総人口は13年連続の自然減となった。

我が国の人口ピラミッド(総務省「人口推計」)2009年(左図)、2019年(右図)赤線内が生産年齢人口

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