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未経験層の獲得に美容サービスの商機が

美と健康の仕掛け人に聞く
㈱リクルート カスタマーアクション プラットフォームカンパニー
企画室 企画統括部 情報誌HPグループ ゼネラルマネジャー 古川智子氏

 リクルートが2000年に創刊したフリーペーパー「ホットペッパー」。9月末より都心4版を美容に特化した「ホットペッパー ビューティー」として新創刊した。消費者は美容サービスをどのように探しているのか。ゼネラルマネジャーの古川氏に聞いた。


●なぜビューティに特化したのですか?
 「ホットペッパー」のメイン読者層は20 代後半~30 代の女性、40 代以上は約20%です。グルメ情報と美容情報がメインコンテンツになります。前、「ホットペッパー」を読む目的についてアンケートしたところ、美容とグルメが半々でした。首都圏の女性に限定すると、さらに多くの女性が美容情報やクーポンを目的としていました。グルメが7 ~ 8 割を占めていると思っていましたので、この結果は意外でした。
 もうひとつはエリアの問題です。飲食の場合、渋谷でお勤めの方が渋谷のお店にしか行かないということはありません。場合によっては新宿にも池袋にも銀座にも行く。一方、美容は、特にヘアサロンは顕著ですが、自宅と通勤圏を結んだ範囲で探す人が比較的多い。また、自分がショッピングなどで行く街で探すという人もいますので、美容に関してはエリアで区切ることで、より検索性がアップすると感じました。
 さらに、多くの方は外食の経験が豊富なため、この場所でこのお店だったらこの料金といったような相場感も持ち合わせているようです。ですが、実際にネイルやリラクゼーション、エステといったサービスに関しては、そのような相場感を持っている人がまだ少ないとも感じています。
 そこで今回、銀座、池袋、渋谷・恵比寿、新宿の都心4 版については、美容院、エステティック、ネイル、リラクゼーションといったビューティー&リラクゼーションサービスに特化した本にしました。
● 美容サービスをウェブで探す方も多いと思いますが?
● 集客に成功する店の共通点はありますか?
以下、詳細は紙面でご覧下さい。
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