血流循環改善効果などが評価され、欧州各国を中心に医薬品として活用されるイチョウ葉エキス。その効果は主に脳血管保護作用として動脈硬化や脳血管障害予防、最近では老人性認知症の治療にも応用され始めた。日本や米国、英国では健康食品として展開され、特に米国では脳のサプリメント「ブレインフード」として定番化。日本でも同様の健食として順調に推移する。02年の国セン問題以降、やや低迷したものの、その後復調し、最近では「統合・代替医療」の現場へも浸透をはじめている。さらに団塊世代や30~40代へブレインフードとして訴求する動きもあり、ペット向けのイチョウ葉サプリメントも登場するなど顕著な拡がりを見せている。
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特集 イチョウ葉 医家向け商品投入など統合医療の現場でも
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